専務理事のばたばた日記

第193回
6月 ブルージェイズ日 ブルージェイズ観戦チケット大人気
商工会事務局 伊東 義員

Itosan

商工会では、会員およびご家族、会員企業従業員の方向けに、会員サービスとして優待割引チケットを提供している。今年は、カナダ・モントリオール発祥の演技団シルクドソレイユの観劇チケットを4月から6月の公演で合計80枚、MLBブルージェイズの観戦チケットを5試合分、合計250枚を購入した。こうしたチケットは、事前にまとまった数のチケットを団体購入していることで市場価格より3割くらいは安くなっている。

シルクドソレイユの場合、トロント公演が発表になった昨年12月にエージェントと交渉し、日曜日のチケットを確保した。ブルージェイズ観戦チケットも、翌シーズンのスケジュールが決定した昨年11月末に商工会アカウント担当から団体優先購入の連絡が入った。日程、対戦相手、どのチームに日本人選手がいるかを確認して、購入する試合を決めていく。

ブルージェイズには菊池雄星投手がいるので、例年以上に人気が出ると考え、さらに大谷選手が所属するエンジェルスが夏休み中にトロントに来ることから、エンジェルス戦は3連戦全て購入することにした。そして、ブルージェイズと同じ地区のライバル、ヤンキースと、今年吉田選手が加入したレッドソックスも外せないとなり、日曜日の試合予定を確認した。

レッドソックスは9月の最終戦が週末にあることから決定。日本人に限らずカナディアンにも絶大な人気があるヤンキース戦は週末の予定がなく、すこしリスクを感じながらも水曜日のナイターゲームを購入してみた。平日となると、観戦に来られるのがトロント周辺の方に限られてしまい、やや心苦しい。

それぞれタイミングを計って申込を開始したところ、大変好評をいただいた。シルクドソレイユ観劇は、20枚x4公演=80枚に対し264枚の購入希望があり大人気であった。ブルージェイズ観戦ではやはり平日のチケット申し込みが苦戦。50枚に対し、49枚の申込。ほぼ想定通りとはいえ、1枚残ってしまった。そこで追加購入をお願いしたところ、購入してくださった方がおり、なんとか完売。そして、次のエンジェルス戦とレッドソックス戦は、50枚x4試合=200枚に対し、408枚の購入申し込みをいただいた。特に夏休み中の週末にある対エンジェルスの試合は大人気で、土曜日117枚、日曜日141枚の申込となった。

購入は期限を設けて受付し、チケット数を上回る申し込みがあった場合には、自分が責任を持って機械的に乱数にて公平な抽選をしている。当選しても様々な理由で辞退される方もおり、ウェイティングリストで準備ご案内しているが、申込数に足りないこともありその点はご容赦願いたい。

こうした会員サービス家族優待について、トロント交響楽団のファミリーコンサートや、ディズニーのワールドオンアイスなども以前購入したことがあり、そのようなイベントが秋から冬にかけてないかと探している。メープルリーフスやラプターズは人気があるが、チケット購入が難しく今はツテがない。また、あまり高額になると家族イベントとして負担が大きくなることからどうかと思う部分もある。