Canon Canada Inc. スペシャリスト
(カメラにおける製販調整、マーケティング/営業活動

<駐在して一番驚いたことは何ですか?>
駐在して最も驚いたのは、年齢や役職に関係なく「自分の意見を持っていること」が前提になっている点です。会議では発言しないこと自体が消極的と受け取られることもあり、最初は戸惑いましたが、今では自分の考えを積極的に伝える重要性を強く感じています。その姿勢が信頼関係の構築にも直結していると実感しています。
<現在の仕事で苦労していること/工夫していることは?>
英語での細かなニュアンス調整に最も苦労しています。言葉の選び方ひとつで受け取られ方が大きく変わるため、誤解を防ぐことを常に意識しています。そのため、資料はできるだけ簡潔にまとめ、背景や意図については口頭で補足説明を行うよう工夫しています。また、日々の英会話や業界情報の収集を習慣化し、小さな改善を積み重ねながら、より円滑なコミュニケーションを目指しています。
<仕事の進め方で「日本と違う」と感じた点は?>
カナダでは、完璧な準備よりもスピードを重視し、まず動いてから修正する進め方が一般的だと感じます。事前に細部まで固めてから進める日本のスタイルとの違いに、当初は戸惑うこともありました。しかし実際に業務を進める中で、状況に応じて柔軟に判断し、軌道修正を繰り返す姿勢が成果につながる場面を多く経験しました。今では考え方を切り替え、変化を前向きに受け入れる重要性を学んでいます。
<最近うれしかったこと・達成感を感じた瞬間は?>
自分が提案したアイデアや施策に対して、現地メンバーから前向きな評価や具体的なフィードバックをもらえたときに、大きな達成感を感じます。国籍や立場に関係なく意見がフラットに受け止められ、内容そのものを評価してもらえる経験は、自分の仕事への自信につながりました。そうした瞬間に、海外で働くことのやりがいや意義を強く実感しています。
<現地での楽しみ/休日の過ごし方/やってみたいことを教えてください>
休日は基本的にバスケットボールをして体を動かし、リフレッシュしています。冬はスキー、夏はゴルフと、季節ごとに楽しめるスポーツが身近にあるのはカナダならではの魅力です。今後は、こうしたアクティビティを通じて、現地ならではの自然やコミュニティにもさらに触れていきたいと考えています。
<これから駐在する人へのアドバイスはありますか?>
語学力の完璧さよりも、「伝えようとする姿勢」が何より大切だと感じています。間違いを恐れずに自分の考えを言葉にすることで、少しずつ信頼関係が築かれていきました。また、仕事面だけでなく、生活面でも現地の文化や環境を前向きに楽しむ意識を持つことで、気持ちに余裕が生まれ、結果的に駐在生活全体がより充実したものになっていると感じています。
<あなたにとって「海外駐在の魅力」とは?>
海外駐在の魅力は、これまで当たり前だと思っていた価値観や常識が、良い意味で揺さぶられることだと感じています。多様な文化や考え方に日常的に触れることで視野が広がり、自分自身の強みや課題を客観的に見つめ直す機会にもなりました。そうした経験を通じて成長を実感できることは、今後のキャリアや人生において大きな財産になると感じています。