新代表者紹介インタビュー NICHIDEN USA Corporation 田中翔騎氏

NICHIDEN USA Corporation President  
田中翔騎氏

今回はNICHIDEN USA Corporation 田中翔騎氏にお話しを伺いました。2018年より米国シカゴを拠点に、製造業向けに日系メーカーの補修・設備部品を供給。ワンストップサービスと日本で培った物流ネットワークを活かし、現地での信頼構築に努めています。今後カナダ・オンタリオ州への進出に向けて、既存の自動車や二次電池業界での経験を活かしながら、現地事業展開に注力しています。田中氏は、プライベートではシカゴで硬式野球チームを運営しています。同社は2025年1月に商工会へ入会しました。

-事業内容の紹介をお願いいたします。
弊社は、株式会社日伝の米国現地法人として、2018年よりアメリカのシカゴにて営業を開始しております。主にアメリカの製造業に携わるお客様に対しまして、補修部品や、設備に組み込まれる部品の供給を行っております。 特に、日系メーカー様の商品に注力しており、ものづくりを支える存在として、アメリカで事業を展開しております。現在5名でオペレーションをしております。

-御社の強みについてお聞かせください。
弊社の強みとして、ワンストップサービスと物流力と認識しております。 日本で培った物流ネットワークを生かして、アメリカや北米に拠点をお持ちでないメーカー様の商品をPRし、現地のお客様に供給する体制を整えております。また、弊社の社是であります誠実をモットーに、アメリカ・北米市場において基本を徹底し、お客様との信頼関係の構築に努めております。さらに、日本では未展開の取り組みも今後導入予定であり、業績拡大を目指しています。

今後の目標、展望をお聞かせください。
現在、カナダに現地法人がなく、アメリカから出張ベースでカナダを訪れております。今後、オンタリオ州への進出を目指し、トロント商工会の方々ご協力を頂きながら足がかりを構築していきたいと考えております。 アメリカで培いました自動車関連業界や、二次電池業界のお客様とのノウハウを活かしながら、カナダでも事業展開できればと思っております。

ご出身はどちらですか。今までのご経歴についてもお聞かせください。
出身は奈良県の奈良市です。 株式会社日伝に入社後、愛知県に配属され、3年目からタイに駐在し2020年まで勤務しました。その後、本社の海外課という部署に戻り、主にアメリカのお客様のサポート業務に携わっておりました。その後、2021年6月より米国駐在を開始しております。

-初めての海外駐在のタイはいかがでしたか。
主に日系企業のお客様へ、弊社が取り扱っている日系部品の商材の提供です。また、タイには日系企業さんが多く進出されており、その中でも現地で「ものづくり」をされているというお客様も多くいらっしゃいました。現地の設計をされているような方々とコミュニケーションを取り、お客様が作られている設備の中に弊社の部品を使っていただく、弊社が取り扱っているメーカー様の部品を取り込んでいただくといった業務に注力しておりました。

生活面では、親日国ということもあり、海外特有の不便さを感じることもなく非常に暮らしやすかったですね。

-アメリカは5年目ということですが、そちらはいかがですか。
カナダも一緒かと思いますが、車社会というところもあり、運動不足を日々感じています。日本では運動をして体調管理をしていましたが、体重の増加も含め改善していきたいと思っています。

-今まで印象に残っているプロジェクトについてお聞かせください。
今もオンゴーイングで続いていることでもある、二度の海外駐在の経験と、現在の現地責任者としての業務が大きな学びとなっています。特に、カナダをはじめとする第三国への展開は、法人設立の経験がない私にとって挑戦であり、ゼロからビジネスを立ち上げることは非常に貴重な機会です。カナダ進出が成功した暁には、弊社にとって大きな先行事例になると考えております。

-お仕事を進める上で大切にされていることについてお聞かせください。
少し重複しますが、日本、アメリカ、タイなど異なる国で働いてきた経験から、異文化を受け入れ、互いに理解し合うためのコミュニケーションがとても大切だと感じています。弊社の理念である「デジタル思考でアナログ志向」に私は共感しており、最新の技術を活用しながらも対面での営業や人とのつながりを大切にしたいと思っています。

最近ではAIやDX(デジタルトランスフォーメーション)などが世界中で注目されていますが、個人としても会社としても、最新テクノロジーを使うことは重要だと考えています。ただ、それと同時に、昔ながらの対面営業や人との関係も引き続き大事にしていきたいです。これからも、人とのつながりを大切にしながら仕事をしていきたいと思っています。

-プライベートについてです。お好きなスポーツや趣味は何ですか。
趣味は野球観戦です。現在、シカゴに駐在しており、実は硬式野球のチームを運営しています。トロントにも野球チームやソフトボールのアクティビティがあると伺っておりますので、もし機会があれば是非参加させていただきたいですし、野球であれば将来的には対抗戦なんかも実現できたら嬉しいなと勝手に思っています。

-運営のきっかけは何ですか?
シカゴには、日本人のソフトボールのチームはありましたが、野球のチームが今までなく、色々な方から野球チームができたら嬉しいというお話を伺っていました。じゃあ実際一回やってみるか!ということで、 一年ほど前から運営をしています。

baseball team

-今後挑戦したいことについてお聞かせください。
最終目標は法人設立ですが、トロントだけでなく、モントリオールやバンクーバーなどでもビジネスを広げられるような展開を目指しています。

-最後になりますが、商工会会員の皆様へメッセージをお願いいたします。
まだまだ新参者ではありますが、商工会活動を通じて、たくさんの方と交流させていただいており、ビジネス等でもお声がけいただく機会が少しずつ増えてきていると実感しております。残念ながらまだトロントへの具体的な進出時期というのは、現時点では未定ですが、 引き続き温かく交流いただければ幸いです。カナダで製造業に携わる方でお困り事等があった際はぜひお声がけください。弊社で何かお手伝いできることがあると確信しております。

-本日はお忙しい中、ありがとうございます。これでインタビューを終わります。