会員向けに、感染状況、連邦・州政府の広報、航空会社の運 航状況、そして日本の入国規制などについて、都度メール配信を始めてから、はや15か月。その配信メール数は200通を超え、それにつれ、事務局への問い 合わせも増加している。会員へのサービスを主たる目的とする商工会としては、情報発信は重要な活動の一つであり、その情報について問い合わせを受けること は商工会のサービスが活かされているとして、非常にありがた
日々の感染者数について、6月1日発表 699人 6月30日発表 184人と6月一か月で大きく改善しており、ついに再開プランに入った。ステップ1に 入ったのが6月11日。パティオでの飲食がテーブルあたり4人まで許され、エッセンシャル以外のものを扱う販売店も人数制限付きながら営業が再開された。
その後も感染状況は改善を続けたため、3週間の間をあけるという再開プランだったが、数日早めて6月30日には、ステップ2に移行した。パティオでのテー ブル人数が6人に拡大され、屋外での集会人数や店舗内の収容人数も拡大された。また、待ち望まれていた美容院、散髪などパーソナルケアも再開できることに なり、活気が戻ってきた。ワクチン接種は、想像以上に速いスピードで進んでおり、ステップ2への移行ガイドラインを大きく越え、ステップ3のガイドライン に迫っている。
商工会の活動で期待されていることの一つに、ネットワーキングがある。コロナ前には、トロント市、マーカム地区、ミシサガ地区での昼食会を2か月ごとに 行っていた。参加人数は10名程度のときが多かったが、気軽に名刺交換できる場として人気が高かった。この昼食会を早く再開したいと思っているが、テーブ ル6人ではまだちょっとおぼつかない。会員の中には、まだ会食を控えている方も多いようなので、このまま順調に再開が進んでも、昼食会再開は秋以降になる のではないかと思っている。
イベントとしては、例年5月に開催していたゴルフ大会を9月最終日曜日に開催できる見通しとなった。多くの参加者が一同に集まるショットガン形式やプレイ後のパーティーについては、難しいと思われるが、できる形で徐々にイベントを再開していく予定。
対面で行うもの、オンラインで行うもの、そしてハイブリッドで楽しむものなど、いろいろな形でのイベント開催が想定できる。今まで以上に、選択肢があり難 しい面もあるが、こんなこともできるのではないかというチャレンジの余地もあり、楽しみ。また、これからは事務局だけで考えるのではなく、企画参加を会員 から募る形を進めていきたい。若い、そして新しい発想で、新しい形の商工会イベントを作っていけるのではないかと思っている。
(上記記述は、筆者の個人的意見、判断で書かれているもので、商工会の意見・意向を反映しているものではありません。また、個別内容について、誤解、理解不足等があるかもしれませんが、それらは全て筆者の責任によるものです。)