編集後記

▶ 3月末、ナイアガラの滝に行ってきた。日本はすでに桜が満開だったが、当地では春まだき、ダウンが手放せない。しかし驚くべきことに、滝近くまで行くクルーズは運航を開始していた。2年前の同時期には、大量の残雪に加え滝の周囲は凍り付いており、到底そんな気候ではなかったことを思うと、今年はよほど暖冬だったのだろう。息子とその友人3人を連れ、「イカゲーム」の敵キャラのような色彩のポンチョを着てクルーズ船に乗り込んだ。気温はプラス6度、幸い天候にも恵まれたが、まあ寒かった。アメリカ側を発着するクルーズはまだ運航しておらず、対岸の展望台にも人影はない。さすが、カナディアンは寒さに強い。おかげで息子の友人らはびしょ濡れ、大満足して帰国の途についた。(佐々木)

▶ 4月8日の皆既日食、皆さん観測されたかと思います。私は子供を連れて、近場の公園で友人たちと観測しましたが、生憎の曇り空たっだため、ピーク時は観ることができませんでした。それでも雲の晴れ間から太陽が欠けていく様子を観ることできたこと、ピーク前後に一気に暗くなったのはとても神秘的でした。子供達は、遊ぶことに夢中で暗くなったことに気づきもしませんでした(汗)。みんなで鏡を使って壁に反射させてみたり、シリアルの箱を用いたピンホール法も試し、ちょっとした実験気分を楽しむことができました。(酒井)