私の○○

私の街 Sudbury
Japan Festival Sudbury, Lead Organizer ボイル 孝子

獅子舞い

皆様はオンタリオ州北オンタリオ地方最大の都市サドバリーという街をご存知でしょうか?

一年を通して、キャンプ、ハイキング、ハンティング、釣り、スキー、スケート等のアクティビティを楽しむことができます。 サドバリーには、330 個の湖や多数のウォーキングトレイル、保護地域があり大自然を身近に感じることができます。フランス系住民が多い北オンタリオ地方の拠点として英語とフランス語のバイリンガル都市でもあります。

サドバリーには北部の森林や動物など自然に関する展示や科学館を併せた施設「サイエンスノース」があり、年齢を問わず楽しむことができます。また世界最大級、9メートルのレプリカである巨大ニッケルコインの置かれたダイナミックアースというニッケル鉱業などの博物館もあります。地下7階建ての館内では、実際に炭鉱まで行き歴史を学んだり、体験を行うこともできます。

芸術と文化の豊かな歴史があるこの街で、7月 22 日 Japan Festival Sudbury 2023 が開催されます。会場はダウンタウン近くにあるラムジー湖西側に位置するベルパークとなり、地元の方だけでなく、観光客も訪れる開放感のある公園内にある野外施設となります。

日本文化を北部オンタリオ州でも体感していただける場として、2019年に初開催となりました Japan Festival Sudbury は今年で5年目、第3回目となります。初開催は天候に恵まれず、大雨、強風となりましたが、初の試みを楽しみに多くの方々に来場していただきました。

2022 年2回目の開催では2年間の待機期間を経たこともあり、予想以上の来場者に会場は活気に包まれました。トロントやオタワからは演奏、演技協力をいただき獅子舞や踊り、和太鼓等今までサドバリーでは触れることが難しい日本の芸術を皆様に体感していただくことができました。来場者の中には、近郊のノースベイ、ティミンズから参加していただいた方々もいらっしゃり、北部地域で開催する意義を改めて実感しております。

日本人人口数 30 名程のサドバリーでは運営に関われる人数も少なく開催に至るまで毎年多くの困難がございますが、毎年開催を重ねることにより多くの経験を積み重ね、地域住民や近郊大都市の方々のご協力と共に今後とも推進してまいります。