とりりあむ7月号にて告知させていただいたToronto Japan Job Fairを9月29日(日)に開催いたしました。22年に商工会のサポートを得て初めて開催した本イベントは今年で3回目を迎え、昨年度同様、ボストンキャリアフォーラムも運営するキャリタス社(旧名称:Disco International, Inc.)の協力と、今回はトロント大学日本人クラブ(UTJN)の協力を得て、トロント大学を会場として開催いたしました。当日は、17社の出展と昨年より100名多い390名の来場者にお越しいただき、会場が狭く感じるほど熱気に包まれたイベントとなりました。
昨年との違いとして、日本人の学生、ワーキングホリデー、永住者の方々の他に「日本語は話せないけど日本大好き!」と話す外国籍の求職者の来場も多く見受けられました。人材募集している企業側も英語ネイティブの人事担当者であったり、日本語が必須ではないポジションが増えるなど、これまでとは少し違った裾野が広がったように思います。
学生ビザの発給や卒業後の就労ビザの取得要件に変化が生じている今、カナダで働きたい!という想いを叶えることや容易なことではありません。また企業にとっても自分たちのニーズに合った人材を見つけることは容易ではありません。本イベントを通じて昨年は4、5社ほど採用実績があったと聞いています。今年も本イベントでの出会いが採用実績につながることを願っています。
カナダでチャレンジをしたいという日本人や日本に興味のある人々が企業と出会い、活躍するきっかけ作りをお手伝いしたい。そんな想いで続けているこのジョブフェア。来年、第4回を開催できるよう、皆様のご理解ご協力のほど、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
末筆ながら、開催にあたって多くの方々および企業、ボランティアの皆様のご協力を賜りましたこと、この場を借りて心より御礼申し上げます。
実行委員メンバー:海野芽瑠萌(MYNDS主催)、伊藤大悟、増田利加