専務理事のばたばた日記

第183回
8月挑戦日 コロナ前のイベント復活と新しい取り組み
商工会事務局 伊東 義員

Itosan

州政府による感染者報告が毎日発表から週ごとのデータベース発表に変わり、実際の感染者数が見えなくなって、半年以上。その間もコロナウィル感染は収まる様子がない。

発表されたデータベースを見ると、8月も月初2万人近い人の感染が確認されており、月末に向け減少しているものの、それでも1万5千人レベルの感染者が確認されている。これらの数字には簡易自宅検査キットでの陽性者は含まれていないので、実際の感染者数はこの10倍くらいいるのではないかと見られている。

幸いにも、現在支配的となっているオミクロン株BA4、BA5という変異亜種は、デルタ株に比べると重症化率が低いと言われており、実際、8月末時点でCOVIDによる入院患者1255人、ICU重症者は146人で、危機的レベルにはなっていない。死亡者数は3月10日以降、発表されていないようで、確認できなかった。

こうした状況下、規制緩和が続いており、対面機会も増えている。ワクチン接種は引き続き推奨されているが、証明制度は無くなり、マスク着用は個人の判断に委ねられ、フィジカルディスタンシングもそれほど気にすることが無くなった。9月からは、感染しても5日間の隔離義務が無くなり、症状が回復すれば職場、学校に出てよいとなった。こうした判断も、重症化リスクが低いという事実に基づくものだろう。

商工会でも、以前のように会議はハイブリッド形式を残しながらも基本対面に戻し、セミナーはオンラインが有効なので継続とし、ネットワーキングは対面を復活した。6月にはゴルフ大会を開催し対面でのレセプション・表彰式も行い、昼食会も復活している。昼食会については、このコロナの間に、値段が大きく跳ね上がっており、お店を選ぶのに苦心した。

医療現場の状況を考え、2年間開催しなかった医療制度セミナーについても、これまで10年近く説明をお願いしている現役のファミリードクターとシックキッズ病院の伊藤先生に伺ったところ、10月末にオンラインで開催することとなった。

学校生活セミナーも、現役の校長先生に伺ったが、こちらは体調がよくないので今年は無理とお断りされたものの、以前の資料をできる限りアップデートし、8月末に開催した。交通法規セミナーだけは再開の目途が立っていないが、これも来年にはできるのではないかと期待している。

こうした従来行ってきたイベントやセミナーを復活させることに加え、新たなイベントにチャレンジしている。

まずは、教育部・補習校学校運営委員と保護者・高校生ボランティアによるスポーツイベント。7月の補習校1学期最終日の午後に100名以上の園児児童生徒が参加して行われた。30年ぶりとなる商工会主催スポーツイベントとなった。

8月には3年ぶりに対面での開催となったジャパンフェスティバルへの出店。JVCKENWOODさんからご提供いただいたワイヤレスヘッドホン200個と、ヤマト運輸さんからいただいたトートバッグ40個、それに商工会Tシャツの提供で、ブース前には長蛇の列ができるイベントとなった。

9月は、会員ゴルフ大会を開催する。この20年間、チャリティーゴルフ大会しか行ってこなかったが、多くの会員からの要望を受け、秋口にもう一回開催することを定着させたいと思っている。

10月には、教育部・文化部主催で初めての漢字検定を実施する。これまで補習校が主催となって行っていたが、今年からは商工会主催として、補習校生徒に限定せずコミュニティー、日本語を学ぶカナディアンも受験できるものとして、これも定着させたい。さて、初年度、どのくらいの方が申込されるか。

そして11月には、日系企業就職情報フェアを開催する。どのようなプログラムにするか現在計画中ながら、これまで商工会になかった取り組み。こうした新しい取り組みと従来からのイベントを合わせ、準備や調整は大変だが、会員の方や、コミュニティーの方から、ありがたい、楽しみにしているという声が聞ければそれでよし。