12月末に州政府がPCR検査基準と学校再開の変更を発表した。この時は感染者が急増しており、連日感染者数の更新が報道されていた。年明け早々、感染急増を受け、再開プラン ステップ2への後退移行が発表され、学校の対面授業再開も延期。ステップ2の規制により、対面での開催を予定していた新年懇親会もやむを得ず中止とする決定をした。
この時点での申込者は80名ほど。すでに参加費、寄付、そして景品などをお送りくださった方も多く、大変ご迷惑をおかけする次第となってしまった。
その時の見通しは、コロナ・オミクロン株の感染収束見通し。先にオミクロン株の急激な感染拡大に見舞われていた米国、英国、そしてオミクロン株が最初に広まった南アフリカの状況を見ると、感染急拡大が二カ月ほどで収束方向に向かっていることから、オンタリオ州のピークも1月末とみて、3月の会員総会に懇親会を併合することで計画を見直した。会場となるホテル側でも、インハウスの厨房・給仕を休止しているとのことで、3月への延期については問題がないとのこと。
補習校についても、動きがあった。州政府の発表を受け、第一報として1月5日、15日の借用が取り消された。その後、さらに22日、29日も取り消しとなり、1月の授業4回はすべてオンライン授業への移行となった。オンライン授業については、これまでの準備と経験があることから、移行についての問題はなかった。
1月中旬より、予想通り急激に新規感染者が減少を示し始めた。州政府は、1月31日からの規制緩和を発表し、収容人数制限付きながらレストランなどでの店内飲食が再開されることに。しかし、医療体制逼迫は解消しないどころか、死亡者、入院患者数、ICU重傷者は増加を続け、ますます厳しい状況になっている。こうした状況下、補習校の対面授業再開ができるかどうかが心配。