新年懇親会レポート
文責:伊東 義員
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2025年1月31日(金) トロント日本商工会 新年懇親会を開催した。
昨年同様、参加される方の交通の便を優先し、同じホテルの会場とした。参加者人数も同じく150名としたが、テーブル人数を従来の8人から10人に増やし、テーブル数を減らすことでスペースに余裕を持たせることにした。しかし、申し込み受付を始めると数日で満席となってしまい、その後も申し込みが増えたことから、急遽、テーブル数を昨年と同数の18テーブルまで増やすことにし、ほぼすべての申し込みを受けられることができた。想定したテーブル間のスペースは取れなくなったが、より多くの会員の方に参加いただくことができた。
新年会は、年始賀詞交換会としての場を期待されていることが、昨年のアンケートでも確認されていることから、今年は会員懇親を中心に時間配分を検討した。開始時間を30分早め6時半開式とし、開式、挨拶、乾杯などの式典を30分内に収め、7時から食事開始、その20分後から福引第一部開始とした。
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今年は福引景品紹介に当たり、ご提供企業からのメッセージを割愛させていただき、時間短縮を図った。結果、これまでは第一部で45分かかっていたものを30分まで短縮でき、食事のメインがいきわたる8時頃には終えることができた。遅くサーブされたテーブルではまだ食事をされていたが、最初にサーブされたテーブルでは食事も終了し、懇談に花を咲かせるテーブルもあった。その後、福引第二部が始まる8時30分過ぎまで、多くの方は席を離れ、交流をされていた。
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懇親、交流ということを中心に検討してきた中で、初めて参加される方、新たに着任された方は、知っている方も少ないため、なかなか話の輪に入っていけず、懇親を広げられないという指摘をいただいたことから、今年の試みとして、式典挨拶後に、初参加の方のご紹介をし、名札には初心者マークならぬ赤印をつけて、懇親、挨拶がしやすくなるような工夫をしてみた。効果があったかどうかは、アンケートで伺ってみたい。
昨年は、ホテルの現場スタッフとの連絡にミスがあり、ワインが足りないということがあった。今年はその点を再三確認するとともに、バーを2か所、閉会まで開けること、そしてノンアルコールビールの提供を行った。懇親スペースとして、隣の会議室も解放してもらい、スペース確保を行ったが、当日見た感じでは、隣の部屋のスペース利用は少なかったようで、来年は工夫が必要かもしれない。
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MCは、3年目となる近鉄ワールドエクスプレスの岡田氏にお願いし、今年で最後ということでお引き受けいただいた。最初、声の調子がよくないとのことだったが、後半に進むにつれそれも忘れてしまったようで、パワフルな進行となり大いに盛り上げていただいた。最後に岡田氏に花束贈呈を行い、3年間のお礼と感謝の意を表明した。
新年会はチャリティーイベントとして位置付けており、今回も参加費に10ドルを含めさせていただいている。会員企業さんには企業寄付をお願いし、33社7200ドルとなった。参加者寄付金は、補習校が校舎借用している現地校に、企業寄付金は昨年同様ジャパニーズソーシャルサービスに寄贈することが理事会で決定している。