はじめまして。CO-Sol Canada の大沼と申します。2023年6月末にトロントに赴任いたしました。はやいもので着任してから半年ほど経ち、トロントの極寒の冬に戦々恐々としております。(先日自宅のエレベータで隣人の女性と一緒になった際、トロントの冬が初めてだと話したところ、Good Luck!と励まされ、Roots の服が暖かくていいよとおすすめされました。笑)
トロントに転勤が決まった際、英語生活大丈夫だろうか、とか食事・衛生はどうなのだろうかと仕事内容はそこそこに、環境の変化に一番不安を感じておりました。子供のころ父の仕事の都合で香港・シンガポールに住んでいましたが、北米は初めてということで、こと食生活についてはあきらめ、エアカナダの機内食が最後の日本食だと思ってトロント・ピアソン空港に降り立ったことを覚えています。
ところが、実際暮らしてみるとなんとアジア系のレストラン・食品の多いこと!住居が決まるまでは近隣の韓国系スーパーのキンパにお世話になり、生活が落ち着くころにはすっかりT&Tが行きつけになりました。T&Tには子供のころ食べていた香港のカップヌードル(合味道)や大好きなレモンティーが大量においてあるので、うれしくて爆買いし、日本の家族に自慢しています。
また、ふとシンガポールチキンライスが食べたくなり、同僚の協力を得て見つけたアジアンレストランは、実は香港系のお店で右も左も香港人、聞こえてくるのは広東語ばかり…とまるで香港?のような空間でチキンライスと香港ミルクティーを堪能しました。余談ですが、お会計の際、私のつたない英語では全く通じず、意を決して「マイターン!」*と声を張り上げたら店員さんがやっと理解してくれて伝票を持ってきてくれました(笑)。
そんなこんなで不安に思っていた環境の変化・カルチャーショックは感じることなく、業務とプライベート(お酒・バレエ)を全力で楽しめています。意外と英語ができなくてもどうにかなってしまっているので、来年は英語力向上を目指し、もっと積極的に街へ出たりレッスンを受けてみたいと思いながら、この冬は大好きなVitaレモンティーを飲んで来春へのエネルギーをチャージしたいと思います。
*マイターン:広東語でお会計をお願いする場合、マイタン!、とかマイターン!と言うと店員さんが伝票をもってきてくれます。漢字は「買単」や「埋単」