成田準さん
Kintetsu World Express (Canada) Inc. National Sales Manager

過去の海外赴任歴:ホーチミン(ベトナム)1年、グアダラハラ(メキシコ)2年
現在の担当業務:2024年4月着任後、日系のお客様を中心に、カナダ国内の倉庫・トラック・鉄道輸送ならびに航空・海上輸送を活用したロジスティクスサービスを提供しています。
<駐在して一番驚いたことは何ですか?>
総じて皆さんが優しく、つたない英語でもしっかりと話を聞いてくれることに驚きました。言語や文化的背景の違いから、壁を感じることも多いのではないかと心配していましたが、杞憂に終わりました。また、休むときと仕事をするときの「メリハリ」や、家族との時間を含め、私生活をより豊かに楽しむ生き方にも感化されています。
<現在の仕事で苦労していること/工夫していることは?>
立場上、日本との橋渡し役を担うことがありますが、相手に不信感や「ブラックボックス感」を抱かせないよう、Transparency(透明性)を大切にしています。また、人や肩書で判断せず、誰に対しても分け隔てなく接することを心がけています。単なる橋渡し役にとどまらず、自分自身の意見や考えも、恐れずに伝えるよう努めています。
<仕事の進め方で「日本と違う」と感じた点は?>
スピード感と、Discussion(議論)に対する熱意が、日本とは大きく異なると感じています。日本では、時間をかけて熟慮することに重きを置いていましたが、こちらではスピードを重視し、実行するかしないかの判断や取捨選択が、日本以上にはっきりしている印象です。また、意見の正誤にかかわらず、まず自分の意見を主張する姿勢は見習いたいと思います。
<最近うれしかったこと・達成感を感じた瞬間は?>
これまで以上に、世界からカナダが注目される機会が増えていることをうれしく感じています。その中で、カナダの物流事情や現地で得た知見を生かし、お客様や日本を含む海外拠点に新たな提案ができるように心掛けています。
<現地での楽しみ/休日の過ごし方/やってみたいことを教えてください>
商工会議所の昼食会に参加した際、毎週日曜日に室内競技場でサッカーをしている日本人同好会の存在を知り、不定期ではありますが参加しています。今後やってみたいこととして、来年はSUP(スタンドアップパドルボード)に挑戦したいと思っています。ご経験のある方や同好会をご存じの方がいらっしゃいましたら、ぜひお声がけいただきたいです。
<これから駐在する人へのアドバイスはありますか?>
語学や文化の違いを必要以上に恐れず、まずは自分の考えを相手に伝えることが大切だと思います。完璧な英語でなくても、誠意を持って話せば、相手はしっかりと耳を傾けてくれます。日本での経験や価値観を大切にしながら、現地の考え方にも柔軟に向き合うことで、新たな学びや信頼関係につながると思います。
<あなたにとって「海外駐在の魅力」とは?>
考え方がほぼ180度異なる中でも、同じ目標や思いを共有し、お互いに切磋琢磨していけることが、海外駐在の魅力の一つだと思います。また、国や文化を超えてさまざまな方と思いを共有する経験は、自分自身だけでなく、家族の人生にもきっとよい経験と刺激を与えてくれていると信じています。