上智大学同窓会 トロント・ソフィア会
The Japan Society 奥澤 麻美
トロント・ソフィア会をご存知でしたか。
「上智大学ソフィア会」は、上智大学在学生と卒業生の同窓会です。「本会は、会員相互の親睦を深めること、および上智大学の使命達成と発展に貢献することを目的とする。」（会則第3条）という目的を掲げて活動しています。その会員総数は2019年4月現在、13万人に達しました。
上智大学ソフィア会は、日本だけではなく世界各地にさまざまなソフィア会があります。それぞれの地域の他、在学中のクラブや同好会あるいはクラスやゼミのOB・OG のソフィア会、また職種や企業別の各種ソフィア会などです。また、2013年より「学部・学科同窓会」を立ち上げて、大学とソフィア会のつながりを深めています。こうしたソフィア会の登録団体は2021年10月現在で312団体に上っています。
ソフィア会では、常に「会員にふさわしい、会員に開かれた組織にする」ことに取り組んでいます。2009年に九州で始まった「地域ソフィア会全国大会」はその後、関西、山梨、北海道を経て、2013年の上智大学創立100周年の年には拡大東京大会を成功させました。その後、新潟、広島、宮城、名古屋大会を経て、2018年9月には第10回全国大会として香川大会が実施されました。
また、アジア各国のソフィア会との連携を深めるために、2013年に「第１回アジア大会」を香港にて開催したのを皮切りに、上海、カンボジアに続き 2019年9月にはインドネシア・ジャカルタ市にてジャカルタ大会が開催されました。日本国内の地域ソフィア会では、これまでは毎年地域大会を開き、日本各地にいるソフィアンの交流を行なってきました。
また海外では、これもほぼ隔年で「アジア大会」と称してイベントを開催してきました。目的はソフィアン同士の交流ですが、大学からは学長、理事長が参加され上智大学の現状や将来の計画などについて講演されるほか、ゲストスピーカーをお招きして講演会も行われます。今後、カナダと四谷キャンパスと繋いで、オンラインまたは対面のイベントを開催することも積極的に検討しています。
ソフィア会と会員とのコミュニケーションも多様な広がりを見せています。春と秋の年2回発行される「ソフィアンズナウ」は毎回8万を超える会員の方に発送されています。会員が登録しているメールアドレスに月2回配信されるメールニュースは現在3万4千人以上に届けられるようになりました。また、このメールニュースは大学のグローバル化への取り組みに合わせ、一部英文併記としています。また、Webサイトの新装、新着情報（ニュース）を月に平均50本ペースでアップしています。そのタイトルはフェイスブックに自動転載されています。
トロント・ソフィア会は、トロントを拠点に長く活動される移住者の先輩方を中心に、駐在員や留学生など幅広い世代とバックグラウンドを持った人材が参加しています。定期的にご家族なども交えた懇談会や、自宅を開放していただいてバーベキュー会などを通じて、交流をしています。学年、職業、興味などが異なるソフィアンとの交流は、いつも刺激を受ける場であり、また、長年ご家族を交えて交流するアットホームな場所でもあります。
2020年のコロナ禍では、Zoomなどを利用したオンラインでのセミナーや交流会が活発になっており、トロント・ソフィア会においても、オンラインでの懇談会を実施いたしました。オンラインでの開催は、トロント郊外の方々が参加できる機会ともなりました。
上智大学卒業生、留学のご経験がある方、また、お知り合いにそのような方がいらっしゃいましたら、ぜひ、ご一報ください。2022年初頭には、また懇談の機会を設けられるようにと考えています。
連絡係 奥澤麻美 sophiakai.toronto@gmail.com
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