特別寄稿



30周年迎え
国際交流基金トロント日本文化センター 清水 優子 


 

ロント商工会の皆様、こんにちは。国際交流基金トロント日本文化センターの清水です。

1990年にトロントにオフィスを開設しました当センターは、今年設立30周年を迎えます。

この30年の間にトロントは大きく発展し北米第4の都市に成長し、日本の生活スタイルや食文化、漫画やアニメなどのコンテンツも普及してまいりました。そのような背景と、多様性を重んじる当地のおおらかな環境の中で、手応えを感じながら活動を続けてこられたことを有難く思います。

当 基金は「日本の友人をふやし、世界との絆をはぐくむ」ことを目的に、日本の文化・芸術、日本語教育および日本研究・知的交流の促進を行っており、カナダ唯 一の海外事務所である当センターでは、展覧会や映画上映、講演会や日本語講座などを定期的に行ってまいりました。また蔵書2万冊の図書館やニューズレターを通じて、日本文化に関する情報を発信しています。

これまでもトロント近郊に限らず、カナダ各地へのアウトリーチを心掛けておりましたが、今年の3月以降、多くの事業をオンラインに切り替えたことにより、更に広範囲の方々に日本の魅力を伝えることが可能になりました。30周年の今年が図らずもその転換期となり、「人に始まり、人に終わる」と言われている国際文化交流をvirtualで行うことの可能性や限界について考えさせられます。

これからも日系コミュニティの皆様のご理解とご協力をいただきながら「日本の友人」をふやしていきたいと存じますので、変わらぬご支援を賜りますよう、よろしくお願いいたします。



 

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