専務理事のばたばた日記 

第158回


商工会事務局 伊東 義員



6月医療ウェビナー日       コミュニティー共催ウェビナー

商工会では、2012年 以来、毎年コミュニティー向け無料医療セミナーを開催している。テーマは、オンタリオ州医療制度。開催の発端は、駐在員及びその家族が生活立ち上げに必要 な知識を日本語で提供するというもので、交通法規、医療制度、教育制度をテーマに絞り、日本語で説明できるよう、日本人の先生もしくは通訳をつけてセミ ナーを開催してきた。

今 年も同様に計画してきたが、春からのコロナパンデミックでこれまでのように会場に集まってもらう形式では開催できなくなった。また、入国規制がかかり、駐 在員及び帯同家族の着任も遅れていることから、開催時期も悩むところ。加えて、長年お願いしている先生はお二方とも、現場で働かれている医師の方で、コロ ナ感染によってただでさえ大変な時に、ウェビナーのお願いはすべきではないと判断した。

4月 に、米国ヒューストン日本人会が開催したコロナウェビナーの情報を会員さんからいただき、視聴した。コロナに関する基本的な情報や症状、マスクなど防御の 仕方や感染した場合の対処の仕方などが日本人医療関係者(医師、研究者)によって説明されていた。非常によい内容であったが、地域医療制度が違うのでその ままの内容では使えない。しかし、会員さんからは同じような情報を欲しいという声があり、どう実現するかを考えてきた。

カナダにも、JAMSNET-CanadaJapanese Medical Support Network Canada カナダ法人医療支援ネットワーク)という日本人医療関係者の団体がある。以前から、共催イベントをできないかと考えており、今回のウェビナーを要請してみた。

事務局の方に連絡を入れ、要請すると即座に理事会の承認をとってくださり、日時、内容などを詰め、627日にウェビナーという形で開催することになった。できるだけ、多くの方の疑問に答えたいということで、オンライン事前アンケートを準備くださり、知りたいことに重点を置いた内容となった。

参加申し込みは65名。当日、オンラインに参加された方は50名となったが、トロント近郊に限らず、マニトバ州や日本からも参加があった。90分の時間帯で、3つの大きなテーマに分け、それぞれ30分程度の内容となり、非常にまとまりのよい形。ビデオ収録をし、終了後、YOUTUBEで限定公開しており、公開1週間で135回の再生が行われている。

見やすいプレゼンテーション資料と、わかりやすい説明で、参加された方からは非常に好評をいただいている。


商工会としては初めてのウェビナーであったが、まずは成功といえるのではないだろうか。今後も、法律、会計税務、IT、マーケティング、経済、貿易など様々なビジネス関連のウェビナーをそれぞれの専門家の方と協力して開催していきたいと思うとともに、日系コミュニティーの諸団体とも連携して、こうしたコミュニティーウェビナーも機会を作っていきたいと思う。


(上記記述は、筆者の個人的意見、判断で書かれているもので、商工会の意見・意向を反映しているものではありません。また、個別内容について、誤解、理解不足等があるかもしれませんが、それらは全て筆者の責任によるものです。)


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