「こんにちは!」新代表者紹介インタビュー

<第206回>

Fujitsu Consulting (Canada) Inc.  

Advanced Computing R&D Centre

小川  淳二 Director   


Fujitsu コンサルティング の小川センター長へお話を伺って参りました。オフィスはダウンタウンに所在します。今回のインタビューでは、トロント大学のキャンパス内にある研究室 (正式名称: Fujitsu Co-Creation Research Laboratory at the University of Toronto) に伺いました。Fujitsuコンサルティングの新事業・デジタルアニーラの話や、小川センター長の貴重なプライベートの話まで聞かせていただき、とても楽しく興味深いインタビューとなりました。

 (安達)御社の事業内容のご紹介をお願いします。

 (小川氏)Fujitsu ITソリューションサービスが事業の主体となっており、ITのプロダクトの販売も行っています。その中でも、私が所属しているFujitsu Consulting (Canada) Inc.では、お客様にITシステムをご提案、導入し、その後もメンテナンスを受け持つ、というITソリューションサービスの事業をメインにしています。

社名の呼び方ですが、関係会社も含めて、「Fujitsu Canada と言うシンプルな呼称も併用させていただいています。

 一般の方にはITのシステムのサービスと言っても中々ピンと来ないと思うんですが、分かり易い例で言いますと、ホームセンターのような小売店のお客様に導入させていただいているポス(POS)端末があります。商品を購入する際、バーコードをピッとスキャンする端末です。

 その際の製品管理、会計システム、データベースなどが同時に導入されて、コンピュータシステムとして連動します。更に他支店とも繋げた上で、皆さんにも馴染みのある従業員メールアドレス機能を含み、各種の情報処理も併せて行うようなITシステムを導入するという形の例が挙げられます。

 そういったシステム全般を導入する前のコンサルティングから入り、ご提案し、システムを導入して頂いて、そして運営を一部任せていただいています。提案から導入、そしてメンテナンスと、長くお付き合いをお願いすると言うような事業形態となっています。

 ポス(POS)端末に加え、他の例で言いますと、医療におけるカルテの管理、会計、医療画像データなどを含めた一連の情報を扱うITシステムを、病院のお客様に導入させていただいています。少し大きな規模の例で言いますと、電気・ガス・水道等のインフラ系企業・組織にコンピュータや情報システムを導入させていただいています。

 ITの世界での集中的なインフラは、「データセンター」と呼ばれているものがあります。このデータセンターというのは、巨大な建屋の部屋に、パソコンのお化けのようなサーバーと呼ばれる機械が、非常にたくさん敷き詰められて並んでいる状態のものになります。

 現代は、ネットワークが非常に発達していますから、IT関連のお客様がサーバーにアクセスする際には、このデータセンターにあるサーバーというコンピュータにアクセスしていただく、という事例も増えて参りました。Fujitsu以外の他社でも、北米でデータセンターを持ち、情報インフラを提供している比較的規模の大きい会社の例としては、Amazon, Microsoft, Facebookなどが挙げられますね。

 (安達)会社の設立、社員数、カナダの中での支店数について教えてください。

 (小川氏)Fujitsu Canada1975年に設立されました。設立当初は、会社の規模は大きくはなかったのですが、コンサルティング会社の吸収や、合併などを通して、事業を拡大してきました。現在の従業員数はカナダに限りますと、大体1,500人規模になります。支店数は、15か所ほどです。トロントだけでなく、モントリオールをはじめ、バンクーバー、オタワなどに所在しています。

 Fujitsu Canadaのヘッドクォーターはモントリオールにあるので、モントリオールの従業員が一番多く、500人を超えています。トロントの支店の従業員はその数分の一ですが、お客様の会社に常駐させていただいている従業員のほうが圧倒的に多いため、オフィスに月~金で毎日通勤する従業員はあまり多くありません。

 バンクーバーの数年前の例ですと、公共インフラ系のお客様の企業に、約200人くらい常駐している場合があり、Fujitsuのオフィスにはなかなか出勤できない従業員が多いです。

 弊社Fujitsu Canadaの日本人駐在員数は、全拠点を合わせても、数名だけです。R&Dセンターとして研究開発の拠点をトロントに立上げましたが、その際には日本人の駐在員は私以外は一人もいませんでした。約10年以上の長きにわたり、日本人駐在員は不在だった訳です。

 二年半前に私がトロントに着任し、次にモントリオールにも一人、という具合で、日本人が久しぶりにカナダに駐在する形になりました。その後、カナダという意味では、一年半ほど前にバンクーバーにも新会社 (Fujitsu Canadaとは別会社) が設立され、日本人が数名が駐在開始しました。結局この二年半の間に、カナダにおける日本人の駐在員が一気に増えたことになりますね。

 安達)御社が現在注力している新事業は何でしょうか。

  (小川氏)現在Fujitsu Canadaでは「デジタルアニーラ(Digital Annealer)」というITシステムを新商品としてお客様に提供しています。このデジタルアニーラと言うものは、量子コンピュータとは異なるものです。

 量子コンピュータは、マイナス270度の凄く冷却された空間の中に巨大なコンピュータを置いて量子現象を発生させ、計算を素早くやろう、と言うものです。ただし量子コンピュータは、非常に巨大で、更に冷やすのに莫大な電気代がかかり、まだ一般に広くは普及していない訳です。

 我々のデジタルアニーラは、この量子コンピュータのような仰々しいものではなくて、そこで使われる「量子計算用のアルゴリズム」をうまく導入しながら、既存の半導体(IC)技術を使って作り上げています。

 テクノロジーとしては、量子コンピュータが行っているアルゴリズム・処理の部分の考え方を持ってきて、うまく既存の技術も導入して合体する、という形ですね。デジタルアニーラと量子コンピュータの両者には、そのような違いがあります。

 デ ジタルアニーラの特徴は、組合せの最適化問題を瞬時に解くというところです。専門家の間では良い事例とは見做されてないのですが、分かり易い組合せ最適化 問題の例として、「巡回セールスマン問題」というのがあります。これは、セールスマンが幾つかの都市を順番に交通機関を使って廻る際に、どういう順番だと 一番効率的に廻れるか、と言う、最適な組合せの答えを求めるものです。

 この問題で都市数が大きくなると、例えばですが30都市程度の数になると、組合せの数が膨大になり、普通のコンピュータでは解くのが難しくなってしまう事が良く知られてます。しかし、その問題を一瞬で解くことができるのが、デジタルアニーラです。

 これはITシステムの中でも新しい試みで、我々はここ数年の間このシステムの開発に力を入れ、既にお客様に新しいソリューションも含めて御提供を始めています。勿論Fujitsuの社内の中でも、ここトロント新拠点は、デジタルアニーラに注力している拠点の一つになっています。

 (安達)デジタルアニーラを商品として販売する際、企業と一般の消費者の方、どちらがメインのターゲットなのですか。

 (小川氏)基本的には企業の方達がメインですね。Fujitsuの事業ポートフォリオの大部分は企業対企業(B to B)です。先ほど挙げた例の通り、病院やホームセンター等の企業や組織のお客様に対して、ITソリューションサービスを御提供しています。一方、個人向け、コンシューマ向けのビジネスは、昔に比べると割合は少なくなっています。

 (安達)御社の強みを教えてください。

 (小川氏)歴史的に長い間、上流から下流にわたり広く手掛けてきました。つまり、材料、部品、半導体、デバイス、コンピュータ等のハードウェア、ソフトウェア、サービス、ソリューション…上から下まで様々なレイヤーの技術を、長年続けている事が一つの強みです。

 材 料やデバイスを開発するのには、非常に高い技術が必要です。長い時間をかけて開発してきたノウハウ、積み上げてきた知識や人材を活かして商品の開発に携 わっている事が我が社の強みだと思います。伝統や知識、長い歴史を活かして、お客様に満足のいく商品やサービスを提供することが出来ていると思います。

 デジタルアニーラの例でも、決して他社と同じような量子コンピュータを開発する訳ではなく、我々独自の経験と知識を活かし、新しい技術の開発を目指し、製品を完成させています。

 (安達)今後注力していきたいことや取り組みたいことなどありますか。

 (小川氏)デジタルアニーラに留まらず、次世代のITシステム事業を展開する研究開発にも力を入れて行きます。AIや量子コンピューティング、AIに関連する曖昧なコンピューティングなど、世の中のITシステムの次世代、次々世代がどう変革するか、そこをどう狙っていくのかが非常に重要になって来ると考えています。

 (安達)では、ご自身の経歴を教えてください。

 (小川氏)出身は埼玉県です。埼玉県はサッカーで有名なのですが、私もサッカーが大好きです。小さい頃から算数や理科好きで、理系の大学に入りました。大学時代は、化学を勉強したり、計数工学を勉強したり、紆余曲折していました。Fujitsuに入るときは、当時HEMTという超高速なデバイスをFujitsuが作っているという事がニュースになっており、それが非常に格好良いなという、ミーハーな思いがありました。

 入社のきっかけのもう一つのキーワードは国産コンピュータです。当時FujitsuIBMと互角に渡り合おうとする時代でしたね。いわゆる、我々Fujitsuの国産コンピュータで、米国からきた黒船のような存在のIBMと真っ向勝負している、そんな姿に憧れがあり、入社しました。

 1980年代にFujitsuに入社して直ぐは、半導体 (IC) の設計に携わり、様々なメモリの研究開発をしていました。当時は半導体「メモリ」が全盛の時代で、日本の電機産業の企業ではどこでも半導体メモリを作っていた時代なのです。メモリ研究開発の後は、コンピュータ間の電気接続を高速化する技術の研究に従事しました。

 その後1998年からは、五年半程、カリフォルニアにあるFujitsu Laboratories of Americaと呼ばれる米国研究所に駐在しました。最初の二年間はスタンフォード大学と一緒に研究させていただきました。その当時は子供がまだ小さく、とても忙しい日々でしたが、有意義な駐在生活を経験しました。

 日本に帰国してからは、ITシステム系に異動しました。それと同時進行で、R&Dの企画部門で研究マネージメントにも関わりました。数年前から、デジタルアニーラの研究開発が始まり、トロントへの駐在が三年前に決まり、現在に至ります。

 (安達)エンジニア、研究者としての知識はどこで身に付けられたのですか?

 (小川氏)基本的には入社してからです。実際に製品の研究開発に携わると、学生時代には学べない事だらけでした。新商品の研究開発に教科書は存在しないので、試行錯誤をして開発をするしかありませんからね。

 私は、入社して間もない頃に、製品の開発を任された事がありました。当時ダイナミックラムまたはディーラム(DRAM)と呼ばれる半導体メモリの設計を任されました。

 日本の電機産業では当時このDRAMの開発に力を入れてました。DRAMの中でも、256K bit Video RAM (256キロビット・ビデオラム) と呼ばれる新規デバイスの設計チームを任され、競争相手の米国の大企業よりも先に開発すべく研究開発に励んでいました。しかし正直に言って当時は、設計人材のリソースが極端に不足していて、非常に苦労しました。

 やはり本気で世に出す製品を開発しようとすると、精神論や勢いだけでは駄目で、それなりに大きな規模のリソースが必要になるのだなと、その時に痛感しました。色々ありましたが、最終的に何とか製品化された時には、嬉しかったです。

 余談ですが、実際日本の半導体産業はあまりにも急成長し、年率の成長の傾きが急過ぎましたね。傾きが急すぎて、10年~15年すると、行き着くところに行きついてしまう訳です。これ以上テクノロジーを進化させようとすると、莫大なお金が掛かってしまうところまで行き着いてしまった。そうこうするうち、日本の電機産業の企業は次々と半導体を手掛けることを止めて行きました。

 この設計チーフの経験の時に、単に製品を設計しただけではなく、少し変わった経験をしました。製品を開発する際には産み出した特許を特許庁に申請して、製品を世に出します。実際我々がDRAMを開発した時も、勿論、自分で産み出した特許を申請しつつ開発を進め、最終的に製品化に至った訳です。

 しばらくしてその数年後、米国のライバル会社がFujitsuに特許訴訟を起こしてきて莫大なお金の請求をしてきました。私は自分の会社の事ながら、訴訟のニュースを新聞やニュースで見聞きする程度で、当初は自分には全く関係ないと思っていました。

 す るとある日、本社に呼び出されます。私の申請した特許が今回の訴訟でのカウンター特許で使えるかも知れないと告げられます。更に、それを米国の弁護士に説 明してくれ、と頼まれました。恥ずかしい話し、当時は全くと言ってよいほど英語が駄目々々で出来ませんでした。そこで黒板を使って、自分の特許を必死で彼 らに説明しました。

 結 果的に、自分の特許がどのくらいの金額で訴訟交渉に貢献をしたのか、或いは、貢献できなかったのか、私の若さ故なのか判りませんが詳細を教えて貰うことは 出来ませんでした。しかしそんな事は兎も角、ネイティブの米国人弁護士を相手に英語で特許を説明するという、「若輩者」には中々出来ない経験をさせていた だき、凄く良い勉強になりました。

 (安達)今まで、印象に残っているプロジェクトはありますか?

 (小川氏)米国駐在時代ですかね、あらゆる物事が凄く印象的でした。ほぼ最初の二年間、私はデスクを三つ持っていました。一つはFujitsu米国研究所のオフィス、二つ目は先ほど述べたスタンフォード大学のコンピュータサイエンス学科の研究室、三つ目は当時のFujitsu子会社のHALコンピュータ社という会社です。

 この三つのデスクは地理的にも三角形を形成していて、車なら25分~30分の間隔の距離で離れていました。実際にはかなり頻繁に三つのデスクをしかも一日で周り、目が廻るほどにせわしなく、けれどもとても充実した日々を送っていた記憶があります。

 スタンフォード大学で一緒に共同研究を行っていた教授は、米国の国研プロジェクトやStartupで著名な方であり、刺激的な先端学術研究を一緒に共有して進めることが出来ました。一方、子会社のHALコンピュータ社には、まさに製品開発の現場がありました。そこでは、開発技術に関するコンサルタント的な形で参画しました。

 更に、Fujitsuの米国研究所においては、自分のチームと一緒に次世代技術の研究開発で汗を流しました。こうした三つの異なるタイプの仕事を同時進行で行っていたこともあり、とても貴重で面白い経験が出来ました。

 (安達)アメリカに五年駐在していたということですが、その時は英語は完璧に喋れたのですか?

 小川氏)いやいや、全然でした。特に最初の一年間は酷かったです。教授の前で喋るのも、中々通用しないため、散々苦労しました。そのため最初の頃は、できるだけ(今で言うところの)パワーポイントを準備し、更に英語の原稿まで用意して、冷や汗をかきながら説明をしていました。

 幸いなことに研究に関しては、お互いが通じる専門用語で話が出来る側面もあり、絵や図を書いて頑張って説明すれば、かなり通じる訳ですね。

 何しろ、私は高校時代英語が頗る苦手でして… 理 系に進めばきっと英語の勉強をしなくて済むだろうという甘い考えで、理系の学部に進んだ訳です。しかし、英語がそれほど嫌いで苦手なのに、何故か、米国人 弁護士と訴訟の交渉用に話しをする羽目になったり、米国に五年半も駐在したり、更にまた今トロントに駐在していたり、と…まことに不思議なものです。

 過去、「英語で仕事したい」とは、これっぽちも思ったことは無いのですけれども…。どこへ行っても上手には喋れないにも関わらず、何故かいつも英語とは縁がある、そういう運命なのかも知れないですね(笑)。

 (安達)お仕事を進める上で大切にしていることは何ですか。

 (小川氏)そうですね、「信頼」と「強い思い」ですかね。信頼と言うと安易に聞こえますが、お客様とか、パートナー、大学・アカデミアだけでなく、様々な企業の方々とお付き合いがある中で、信頼をどう熟成するかというのは、とても重要です。

 会って短い会話をするだけでは、当たり前ですが信頼関係を直ぐには築けません。そこに時間をかけて埋めて行くかどうか、それが自分に出来るのかどうか、或いはお互いに出来る関係かどうか、と言うところです。

 昨今の日本でも、お客様の信頼を大きく失うような企業のニュースが沢山あります。そういう風に、お客様の信頼を損なうことは決してあってはいけないと思います。また、働いている仲間の間でも、どうやって信頼関係を熟成していくのかが、頗る大事かと。

 この新拠点のR&Dセンターも、トロント大学との長年の信頼関係があるからこそ、こうして大学内に研究施設を持たせていただいています。実際、Fujitsuはトロント大学と一緒に20年間の良好な関係を築いてきた歴史があります。共同研究を20年間継続してきた教授との強い信頼関係があってこそ、今現在に至っていると思っています。

 もう一つ大切にしている事は、強い思いということです。色々なシーンで仕事をしていると、人間として、組織として、果たして強い思いを持って進むことが出来るかどうかが、最後は効いて来ると思っています。皆に強い思いがないと、どこかで上手くいかないことが多い。

 要するに、人に言われてやらされている感で仕事しているとか、そのような姿勢や組織の形だと、物事は大体うまくいかないですよね。逆にいうと、新しいタスクやミッションがある時に、実際にやる人達や関わる人達が強い思いをもって進めるのかどうか、でしょうか。

 グループレベルに留まらずより大きな組織としても、その思いを持てるのか保てるのかが、物事を進めていく上では非常に重要なポイントになり、根源でもあると考えています。

 (安達)次にプライベートについても少しお聞かせください。好きなスポーツや趣味は何ですか?

 小川氏)先ほども言いましたが、サッカーが好きなので、サッカー観戦ですかね。日本にいたときは、少なくとも年間20試合ほどはスタジアム観戦にも行っていました。Fujitsuは川崎フロンターレのメインスポンサーなのですが、正直に暴露すると、私自身は浦和レッズのサポーターです。会社には大変申し訳ないんですが …(日本にいる時は)毎日アウェイで働いている感覚です。日々是アウェイ、ですね(笑)。

 スポーツ以外ですと囲碁が好きです。決して強くは無いのですが、大学の時に親友の影響で始めて、今は囲碁二段くらいです。自分自身が強くなる向上心というよりも、どちらかというと囲碁を普及することに力を入れてきました。

 会社の中でも初心者に教えたりすることは多いですね。米国駐在時代も囲碁を教えていました。年末にトロント大学で行われたパーティーでも、囲碁を現地の教授・学生に教えるために、エキシビジョン・マッチをしてそれを大画面に投影しつつ、初心者講座を行いました。

(安達)トロントでの休日の過ごし方は?

 小川氏) 一年前はルービックキューブにはまっていましたね。同僚の娘さんが幼稚園児なのですが、その子が遊びに来たときに「おじちゃん、ルービックキューブを組み 立ててー!早く早く!」と言われて、ついつい私もその娘さんが可愛いものですから、何ヵ月もの期間一生懸命練習して、時間短縮に勤しんでいました。

 およそ1年ほど経つ頃には、もうその娘さんも少し成長して他の楽しいお遊びに関心が移り、次第にルービックキューブにはあまり大きな興味を示さなくなってしまい、内心はほんの少しがっかりしたものでした。しかし、そこは大人ですので顔で笑って心で泣いて、ですね(笑)。

 (安達)今後、カナダ駐在中に挑戦したいことはありますか?

 小川氏) 色々なところに旅行に行きたいです。カナダ国内ではトロント近郊だけで、仕事でもモントリオール&バンクーバーにしか行ったことがありません。米国駐在時 代を振り返ると、もう少し観光地に行っていた記憶がありますが、最近は中々機会が作れなくて、残念ながら遠出が出来ていませんね。

 先 の年末に、同僚がフロリダに旅行に行きました。彼がすごく楽しそうな写真を見せてくれて垂涎ものでしたので、是非フロリダにも行ってみたいです。それと 今、偶然、ピッツバーグに留学中の娘が滞在しているのですが、彼女もまた何故か年末にフロリダに旅行に行ったようでして…正直、例え嫌がられたとしても、 私も一緒にノコノコ娘に付いて行けば良かったかなあと、今更ながら、とても後悔しています(笑)。

 (安達)最後に、商工会の会員の皆様へメッセージをお願いします。

 (小川氏)なかなか異業者の方とお会いする機会が無いのですが、商工会に企画して頂いているイベント等でお会いする機会があれば、面識新たにしてお付き合いをさせて頂ければ大変有難いと考えております。

 商工会のイベントに限らず、様々な形で日本人コミュニティの中でもお会いする機会があろうかと思います、そういった際には是非、弊社の駐在員・従業員ともども親しくお付き合いさせて頂きたいと思います。今後ともどうぞ宜しくお願いいたします。

                                                    

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