商工会イベントレポート

 

交通法規セミナーは今年も盛況

文責:伊東 義員


9月21日(土)トロント市警協力「日本語によるオンタリオ州交通法規HTA」コミュニティーセミナーを開催しました。

このセミナーは今年で2011年以来9回目となります。多民族都市トロントは多くの言語に対応したサービスを充実させていますが、話者の多い言語からの対応となり、日本語のサービスは限定的。

そこで商工会会員とその家族のみならず、商工会会員になっていない企業の方や移民されてきた方にも役立つサービスとして、交通法規、医療制度、教育制度の3つのテーマについて始めたコミュニティー無料セミナーのひとつです。

今年も会場はノースヨークシビックセンターの旧議事会場Council Chamber。 300名収容の大きな会場です。参加は、約80名。会場が大きすぎてまばらに見えますが、セミナーとしては大きな規模になりました。

トロント市警からは、アジアコミュニティー担当のPARK氏と交通法規専門官Marelli氏にお越しいただきました。 長年お世話になっているお二方で、勝手知ったるイベントですので安心して任せられます。通訳も、毎回お世話になっているスダーシャナさん。

冒頭15分ほど、PARK氏より、今トロント市警が進めている犯罪報告システム Crime Stoppers 222tips ( https://www.222tips.com/ )について説明いただきました。犯罪が増加傾向にあり、市民の通報や協力が必要とされており、このサイトから不審なこと・犯罪を通報したり、また逆に情報を得たりすることができるようになっています。是非、一度ご覧になってください。

その後Marelli専門官から、スライドを使った交通法規に関する説明があり、途中休憩をはさみ、約2時間のセミナーを行いました。時間が限られている反面、説明すべき事項は毎年増えています。特に、トロント市では、歩行者や自転車の事故が増えており、それを減らすための努力がなされています。

また酒酔い運転に加え、スマホ携帯など不注意運転、危険運転などの規制も強化されており、それぞれの説明だけでも1時間かかると専門官は仰っていました。もし、多くの要望があれば、個別セッションも検討しようかと思います。

今年のセミナーに当たり、スライドと配布資料には、できるだけ日本語での説明も加えております。すべてをカバーしている訳ではありませんが、基本的なことはこの資料でカバーできていると思いますので、是非ご活用ください。ただし、その法的根拠を保証するものではありませんので、必ず正式な教本か法規集でご確認ください。

説明後の質問時間には例年になく多くの質問が出され、専門官の時間の都合上、最後質問を打ち切ることとなりました。専門官から聞いた話では、彼の部署にはかつて4名のスタッフがいたが、組織編制で今は彼一人となり、こうしたイベントに走り回っているのだそうです。警察でも人手がたりないようです。

このセミナーはビデオ収録しており、後日、ビデオセミナーを予定しています。出席できなかった方は、ビデオセミナーへのご参加をお待ちしております。




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