専務理事のばたばた日記 

第140

商工会事務局 伊東 義員




11月 チケット配達日 ホッケーチケットを直接お届け
今年は、ある会員企業さんからNHLゲームチケットを分けていただくことができ、会員の皆さんに家族イベントの一つとして提供することができた。数年前にMaple Leaf Entertainmentからペアチケット10ゲーム分を直接購入し会員に提供したことがあるが、申し込みが殺到し大抽選となった記憶がある。

今回のチケットは前回とは比べ物にならないくらいの特等席で価格もそれなり。手元に届いたチケットに記載された価格を見て、ビックリした。提供いただいた会員企業さんからは購入価格で分けていただいたので全チケット同じ値段だが、実際にはゲーム毎に販売価格が違うらしい。

商工会からは会員サービスの家族イベントとして提供するので実際購入価格からさらに商工会割引をして会員に提供するため、最終価格はチケットに記載された価格から30%オフ、40%オフとなった。入手すら困難なチケットがこの値段で買えるとなり、ホッケーファンから多くの申し込みをいただいた。

抽選の結果、購入者が決まり、さてどうやってチケットをお届けしようか。折しもカナダポストがストライキをやっている最中で、郵便事情は最悪。しかし、個別にクーリエを使うと相当な費用がかかってしまう。そこで、自分のスケジュールで予定が入っていない日を選び、自分が当選会員のいる企業にお届けすることにした。

ルートとしては、トロント市内の事務所からミシサガへ。そしてグエルフにある会員企業2社を回り、その後、北にあるシェルバーンの企業さんへ。走行距離260キロで所要時間4時間ほど。

一見時間がもったいないような行動だが、チケット配達ながらこうして企業さんを回ることで得るものもある。特に今回シェルバーンにある企業さんではしばらくお会いできなかった社長さんとお話する時間をいただき、ビジネスの現状や問題点、商工会の活動についての要望などを伺うことができた。

毎年、できるだけ多くの会員企業さんを訪問したいと思っているが、なかなか出かけることができない企業さんもある。このような要件でもできるだけ出向いてお話を伺いたいと思っているので、これから案内をする2月、3月のチケットのお届けも直接出向こうと思っている。


11月州政府日 オンタリオ州政府関係者と2回会う
日系企業がオンタリオ州でビジネスを進める上で州政府との良好な関係は欠かせないもので、トロント総領事館、在カナダ日本国大使館がその関係作りに尽力されている。

昨年6月にオンタリオ州政府の政権交代があり、新政府との関係作りが急務とされていたが、トロント総領事館の図らいで、新経済担当大臣以下ビジネス関係スタッフと会議をもつことができた。

場所は、日系文化会館で政府関係者は大臣以下8名ほど、総領事館からは伊藤総領事以下4名、そして商工会からは会長以下7名が参加、その他JETRO日本貿易振興機構トロントオフィス、JNTO日本政府観光局トロントオフィス、JAMA日本自動車工業会カナダからの出席を得て、日系企業のビジネスについての問題点・今後の懸念、そして今後いかに多くの日系企業をオンタリオ州に誘致するかについてのアイディアなど、多岐にわたり意見交換した。

こうした場で直接政府閣僚に日系ビジネスについて説明できる機会は非常に貴重で、日系ビジネス団体として商工会のプレゼンスを高める効果も大きかったと思う。

事務局からは、駐在員の就労査証の手続きについての様々な事例を紹介し、手続き、処理の簡素化、迅速化をお願いした。また会長からは、多くの日系企業を誘致するために、トロントを中心とするGTAやオンタリオをもっと対外的にアピールする必要性を強調していただいた。

ところが翌日になり、経済担当大臣が突然辞任してしまったため、再度11月下旬に総領事館の図らいで公邸にて新経済担当大臣、副議長との会食を持つことができ、会長と出席、ほぼ同じ内容を説明させていただいた。

こうした活動は会員の方々には直接目に触れるものではないが、毎年開催される大使館・総領事館主催官民合同会議と合わせ、商工会の重要な活動の一つとなっている。今後もこうした機会をできるだけ多く持ち、オンタリオ州における日系企業のビジネスの発展に寄与貢献していきたい。



(上記記述は、筆者の個人的意見、判断で書かれているもので、商工会の意見・意向を反映しているものではありません。また、個別内容について、誤解、理解不足等があるかもしれませんが、それらは全て筆者の責任によるものです。)



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