トロント補習授業校レポート 

平成29年度 第45回 トロント補習授業校 卒園・卒業式
常任運営委員 伊東 義員


3月24日(土) トロント補習授業の第45回卒園・卒業式が挙行されました。

今年度の卒園卒業生は、幼稚部44名、小学部42名、中学部32名、高等部12名 計130名となり、年々その数が増えています。
会場となったウィノナ校体育館は、卒園卒業生保護者と小学部4年生以上の在校生により満席の状態。その中を、卒園卒業生130名が「威風堂々」のメロディとともに入場しました。
教頭先生による開式のことばに続き、日本とカナダ両国の国歌を全員で斉唱。
その後、幼稚部卒園生から高等部卒業生まで、一人一人に卒園・卒業証書が授与されました。大勢の人の前で、緊張気味に卒園証書を受け取る幼稚園卒業園児、余裕が出てきた小学部卒業生、大人と変わらない体格の中学部卒業生、そして大学に旅立つ高等部3年生と続き、現地校では見られない厳かな日本式の卒業式典は、日本の一つの文化であることを再認識しました。
かつては、照れ隠しのように、ピースサインやおふざけポーズをとったりする卒業生がいたり、在校生からも声がかかったりしたこともありましたが、今年はそうした場面もなく、粛々と式典が進行しました。

仲校長からの式辞では、幼稚部年長、小学部6年生、中等部3年生、高等部3年生それぞれにお祝いの言葉を伝え、現地校と補習授業校の2つの学校での英語と日本語による学習を両立させた子ども達の努力を称えました。

続いて、在トロント日本国総領事館伊藤恭子総領事よりご祝辞をいただき、子どもたちのがんばり、保護者の方々の苦労と努力を称え、仲校長先生、多田教頭先生、中島高等部校長先生以下教職員の方々の熱意ある指導とトロント日本商工会、補習校運営委員会の多大なる支援に感謝が述べられました。 

小学部5年生の在校生代表から卒園卒業生へ贈ることば、そして卒園卒業生からは、幼稚部卒園児による「思い出のアルバム」の合唱、小学部、中学部、高等部卒業生代表より、それぞれの別れのことばが伝えられました。
現地校と補習校の両立で苦労したこと、土曜日に日本語で友達と話ができるうれしさ、それぞれの行事の想い出など、たくさんの思いが詰まったすばらしい内容でした。参列した運営委員からも、「素晴らしい答辞ですね」との感想をいただき、トロント補習授業校のよさを改めて感じました。
最後に、シンガーソングライターの小椋佳さん作曲、当時トロント補習授業校生徒だった天野麻里さん作詞、トロント補習授業校の歌を全員で斉唱しました。
教頭先生による閉会のことばの後、在校生、保護者の方々が見守る中、卒園卒業生が退場。第45回卒園卒業式が無事終了しました。



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