あの人は今・・・ トロントOB便り

目指すはカナダ人ばりのワークライフバランス

有限責任監査法人トーマツ 大阪事務所・監査第6部門
福岡 宏之

 

トロント日本商工会員およびとりりあむ読者の皆様、ご無沙汰しております。デロイト・トーマツグループの福岡です。トロント勤務時には公私にわたり大変お世話になり有難うございました。

私は2012年8月から2016年8月までの4年間、日本の会計事務所であるトーマツからグループのデロイトカナダ・トロント事務所に駐在し、カナダで活躍する日系企業の皆様へ会計・税務関係のサポートを中心にお仕事させて頂きました。

帰任から1年3ヵ月が経ちましたが、帰国してから今日まであまりに慌ただしく日々が過ぎ去っていき、トロントにいた頃が早くも懐かしく感じてしまいます。

「あの人は今…」ということで近況報告をさせて頂きますと、私は駐在前に働いていた監査法人トーマツ・大阪事務所の監査第6部門に戻りまして、主にグローバル上場企業等の法定監査の主任を担当しています。

ご存知の方もいらっしゃると思いますが、大手上場企業による粉飾決算等の問題により、「監査法人はちゃんとチェックしているのか?」と世間からの風当たりは年々厳しさを増しており、対応すべき手続きが増える一方、長時間労働の解消といった働き方改革も求められ、監査業界は大きな変革を求められている真っ只中にあります。

変革するには甚大な労力とパワーが必要ですが、ステークホルダーである市場・投資家、クライアント、そして私たち自身も満足することができるクオリティの高い監査の実現を目指して、日々格闘しています。

その一方で、駐在から戻って新たに始めたことの一つとして、職員一人一人のワークライフバランスの実現を目指す組織「関西TWinプロジェクト」の委員長に就任しました。

駐在に行くまでは仕事中心人間(よく飲んではいましたが。 笑)でしたが、カナダで働く人たちのワークライフバランスの充実度、日本人からするとライフに寄り過ぎぐらいの状況を目の当たりにして、働いてばかりの日本人は人生損しているのでは?と思うようになったところに、たまたま委員長の話が舞い込んできました。

現在は、育児・介護をしている人向けの勤務制度の運用改善やイクボス推進、ムダ削減といったプロジェクトを立ち上げて、約30名のメンバーとともに働き方改革を進めています。目指すは、カナダ人ばりのワークライフバランスの実現です。

トロントでの4年間は、それまで関西から一度も出たことがない私にとってとても刺激的で、そして素晴らしい仲間にたくさん出会うことができた、人生の中でかけがいのない時間でした。

帰任された方の多くが東京で寂しい思いもありますが、東京出張時にはトロントにいたときと同じように飲み会で大いに盛り上がり、またトロントで同僚だった朝美さんの実家に遊びに行かせてもらったりと、トロント駐在での絆の強さを感じて嬉しく思っています。

最後になりましたが、大阪に来られる機会があればぜひご一報ください!皆様に再会できるのを楽しみにしています。


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