わたしのとっておきのお店



Papabubble
昨年一番ウケたプチギフトはここで
フリーランスライター 三藤あゆみ



昨年の初秋に小さなパッケージに入ったカラフルできれいな色のキャンディを何袋か頂きました。どこから切ってもフルーツの絵や形が見える、ようするに金太郎あめのような飴細工。

日本オリジナルの金太郎あめよりもっと小粒で、断面に絵が出て来るだけでなく、たとえばスイカやキウイフルーツ丸ごとの形がうまく仕上がっています。製造元は、トロント。

私はキャンディ類はあまり食べないのですが、トロントでは珍しいので一袋だけ自分でとっておくことにし、あとはハロウィンの時に子どもと大人両方にあげました。するとしばらく経ったころ「あのキャンディ、今まで食べた固い飴の中で一番おいしい!」なんて言うコメントが。

きれいな色に騙されているんじゃないの~と思いつつ味見してみると、チェリー、グレープ、青りんご、いちご、マンゴー、バナナ、クランベリー、ざくろ、キウィ…それぞれの果物のフレーバーや香りがちゃんとついているではないですか。青りんごやキウィなどは、甘酸っぱい風味が口いっぱいに広がります。そして一粒が小さいので、飽きない。

これを作っているのは、ヤングストリート沿い、ローレンス駅の北の方にあるPapabubbleという小さな飴細工の専門店。昨年オープンしたばかりの店内で飴職人のカナダ人のお姉さんたちがせっせと飴を作っています。

調べてみたら、スペインのバルセロナ生まれの店。すでに日本にも上陸しているんですね。でも、デザインやフレーバーは全部同一ではなく、各国その店ごとにオリジナルなものをたくさん作っているそうです。

カスタムメイドのデザインも注文できるので、名前や社名を英語で入れたり、シンプルな漢字やロゴなどを入れるお客さんもいるそうです。イベントで配ったり、ちょっとしたお礼などプチギフトにグッドアイディアです。

カスタムメイドは、メールで連絡したり直接店に行って注文し、話し合ってから作るそうです。直系1センチぐらいの細いキャンディなので、字数の多いものや複雑な絵柄は無理としても、飴職人の腕前に頭が下がります。

季節ものは、イースター、ハロウィン、クリスマスの絵柄が出ていましたが、年が明けてからは、すでにチャイニーズニューイヤー向け「福」の字が入ったキャンディが。2月になれば、もちろんバレンタインデー!

ところで、店名のPapabubbleの発音は、オリジナルのスペイン語では「パパブブレ」です。
日本でもそのまま使われていますが、トロントでは英語訛りで「パパバブル」と呼んでいる人も…。

玩具屋さんのマスターマインドとShoppers Drugmart の間にある黒い看板が、この店の目印です。シンプルな店内にちょっとびっくりするかもしれませんが、キャンディを煮詰めて冷やし、重ねて伸ばしていく作業はおもしろいので、一見の価値あり。フルーツミックスのシリーズは一番小さい袋が約6ドル、瓶詰もありました。

Papa bubbleのキャンディは、グルメ食品のmcewansやユニオンビルのOld Firehallでも販売しているそうです。

Papabubble
3360 Yonge Street
Toronto, Ontario
M4N 2M7
416-483-3360




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