「こんにちは!」新代表者紹介インタビュー




<151回>
(個人会員)佐藤 智子 Foreign Exchange Sales and Marketing Associate
MTFX Foreign Exchange & Global Payments

個人会員として登録頂いている、MTFXの佐藤氏にお話を伺って参りました。オフィスの所在地はマーカム市です。ダイレクターのHarji氏に会社説明をしていただき、その後佐藤氏のご経歴やプライベートについてお伺いしました。お2人とも大変情熱的で、お仕事に対する熱意が伝わってきました。

為替取引を事業とされているという事前知識で訪れましたが、Harji氏の「MTFXはテクノロジープラットフォーム会社だ」という言葉のとおり、為替という観点から様々なアプローチをされていらっしゃいます。

10年以上香港の金融業界で勤務経験のある佐藤氏には、香港とカナダの違いや、印象的なお仕事、そしてアクティブなプライベートをお伺いしてきました。



(松田)御社の事業内容のご紹介をお願いいたします。

(Harji氏)MTFXは、現在カナダで3番目か4番目に大きい為替取引ブローカーです。今年で創立20周年を迎えました。20年前、MTFXは携帯電話2つと車2台、そしてほんの少しの創業資金で事業を始めました。家族経営で、お客様ゼロからのスタートでしたが、現在我々は世界中に8000以上のお客様にサービスを提供し、約60億ドルの外貨取引をしています。

MTFXのシステムとプロセスは、様々な地域と産業へ多様化し、大変速いスピードで成長し続けています。昨年、MTFXはアメリカの8つの州へ拡大をしました。東海岸と中西部にてオペレーションを開始し、現在カリフォルニアに向かって拡張をしています。世界最大の国であるアメリカへの進出は、我々にとって大変有意義なことです。

(松田)御社のサービスについてご説明頂けますでしょうか。

(Harji氏)MTFXの顧客は、輸出入業、製造業者、銀行を含めた金融機関、留学生を受け入れている教育機関など様々です。我々のサービスの目的は、お客様の為替取引のお手伝いを通じて、お客様の生活を楽にすることです。

例えば、ここに世界中に展開する日系企業のCFOがいるとします。彼は来週の支払いのために10万ドルを日本円へ両替しなければなりません。外貨を両替する際は、そのタイミング次第で2000ドルから1万ドルの差を生む可能性がありますが、彼は大変多忙なので、毎秒変わる外貨レートを見ている時間はありません。

彼が取引しているカナダの5大銀行の中で、レートが良い時にお客様に電話をし「現在外貨レートが大変良いので、為替予約をするかヘッジ取引を検討した方が良いですよ」といったアドバイスをしてくれる銀行は一つもありません。そのような銀行は世界に一つもないでしょう。けれど、MTFXのブローカーはそのようなアドバイスを提供します。

そして、例えば彼が電話も取れないほど忙しいが、マーケットで起きていることは知らせて欲しいという場合。そのような時に私たちは、2分間だけ時間をもらって二つの事を伺います。1. いくらのレートを希望するのか。2. 希望レートに達した時にどのように知らせて欲しいか。

例えば彼が、「1ドル79円になった時に、Emailかテキストメッセージにて知らせて欲しい」と希望したとします。我々はシステムにその情報を入力します。すると、レートが79円になったら、24時間昼夜を問わず、自動的にEmailやテキストにてお知らせを送信できるのです。

もし彼が飛行機での出張が多く、移動の際はメッセージを受け取れないという場合は、携帯電話等のデバイスからMTFXアプリにアクセスし、希望レートとお金の送付先を入力してもらいます。すると、彼の移動中、または商談中、睡眠中等、メッセージを受け取れない場合でも、我々が彼の希望した通りにお金を送付できるのです。

(松田)御社の強みはどちらにあるのでしょうか。

(Harji氏)MTFXと他社や銀行との大きな違いは3つあります。

第一にテクノロジー。MTFXには他社にはないテクノロジーがあります。

第二に真の顧客関係。MTFXには、佐藤さんを始めとした熱心な専門家が揃っています。佐藤さんは為替業界に15-20年間おり、マーケットを熟知しています。そしてお客様のご希望に沿った情報を提供し、関係を築くことができます。

例えばお客様が「79円じゃ物足りない。82円まで待ちたいんだけど。」と言ったとしましょう。佐藤さんは、過去の変動を見て、82円台に達する可能性やリスクなどを説明します。専門家としての見識を提供して話し合い、お客様が納得してご希望のレートを導き出すお手伝いをします。

そして第三に、私はこれが最も大きな利点だと思っていますが、我々は銀行ではない、ということです。MTFXの為替レートと5大銀行のレートを比較すると、我々のレートは必ず3~5%は安く設定されています。我々がお客様の為替を見続け、メッセージを送るというサービスを提供しているにも関わらず、です。

それら3つの強みより、MTFXは、お客様を通貨マーケットの激しい変動から守り、為替リスク管理の手助けをしています。お客様にご満足いただけるサービスをご提供していることが、私たちが20年間で顧客数を約8000(9割法人、1割個人)へ、取引額を60億ドルへと増やし、更に年々15~20%成長し続けている理由です。

(松田)御社は今後どのような展望をお持ちでしょうか。

(Harji氏)私は、MTFXを為替会社とは考えていません。MTFXはフィンテック(Financial Technology)会社です。我々は、外貨取引の問題を解決するためのテクノロジーに、何億ドルもを投資したテクノロジー会社です。カナダにある競合他社の75%は、我々のプラットフォームを使用しているんです。

ビジネスは、より早くよりアグレッシブに変化・進化し続けています。MTFXは、皆様の仕事を簡略化するためのテクノロジーソリューションに、膨大な投資をし続けています。現在当社は、教育機関へ過去に例のないテクノロジーソリューションを提供しています。そしてあらゆる産業のCFOへ、リスク管理のテクノロジーソリューションを提供しています。先ほど申し上げたように、携帯電話にインストールしたアプリ上で、億単位の通貨取引ができるのです。

現在MTFXが進めている面白いプロジェクトのご説明をします。コンセプトは、コレクションアカウント(Collection Account)です。

例えばある日本人が、トロントに旅行に来て、ホテルで日本の銀行のクレジットカードを使用したとします。彼の基本通貨は日本円ということですね。しかしホテルでは、カナダドルで支払いが行われ、後日領収書を確認すると、約7~10%の両替手数料が課せられていました。そのような状況で、大抵の人は「そういうものだ」と考えて、言われるがままに支払いをすると思います。

でも、もし今後はそんな高いレートを払う必要はないと言われたら、嬉しいですよね。トロントのホテルで、支払いの際に「日本円とカナダドルとどちらでお支払いされますか?」と聞かれるのです。日本からのお客様はきっと日本円を選ぶことが多いでしょう。そして日本円を選び日本のクレジットカードで支払うと、その方は5%をセーブすることができるのです。

MTFXは、カナダとアメリカのホテル経営者と共に、消費者が母国の通貨で支払いができるようにするプロジェクトを進めています。そして今後その他の国々、Eコマースを始めとした様々な産業に拡大していきます。仲介業者を省くことで、消費者は3~5%の手数料をセーブすることができます。そしてビジネスオーナーは、クレジットカード会社に支払っていた2~4%の金額を利益に上乗せすることができます。両者にとってWin-Winとなるのです。

今後も我々は、個人企業から大企業までの様々な会社が、為替のリスク管理に集中できるよう、ツールとテクノロジーを提供し続けるため、より強くより良くより速く成長し続けます。

(松田)御社の事業が大変良く理解できました。有難うございました。

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(松田)それでは佐藤さんのご経歴についてお伺いしたいと思いますが、出身はどちらでしょうか。

(佐藤氏)出身は兵庫県です。神戸大学を卒業し、北京に語学留学をしました。その際に香港にて職を見つけ、1996年に香港に移住し、昨年2015年にカナダに移住してくるまで香港に19年間住んでいました。

香港では、日本の大手銀行を始めとした金融機関で働き、10年以上為替の世界で生き、為替の世界を通して世の中を見てきました。法人のお客様に、為替やデリバティブ、オプションのご紹介をする、カスタマーディーラーとして働きました。

アジアの金融の中心である香港の金融業界で、最初の職を得た後、「性格的に為替ディーラーが向いている」とのことでトレーニングをしていただきましたが、それは正しかったようで、為替の世界は大変面白くて自ら進んで勉強をして、順番にステップアップをしていきました。内部で何か大変なことがあっても、為替のディーリングをしている限り私は幸せですね。

(松田)そのように感じられる魅力はどこにあるのでしょうか。

(佐藤氏)為替の世界は、世の中の変化に合わせて動いています。お金というのは人間の世界と密接に関わっていますので、世の中で起きることがダイレクトに影響されて動きます。それは事件、テロ、災害、政治政策の発表、アメリカの大統領選、などありとあらゆることで、知れば知るほど面白くなります。

先日、アメリカの大統領選に先駆けたディベートと、為替レートの1分間チャートを併せて見ていたのですが、トランプ氏が話をすると米ドルが大量に売られたりと、変化が顕著でした。為替の世界は人間、投機家の心理が非常に関わっていることを再確認しました。

そのように、世の中が注目するイベントでは、事前予測の報道も全て追いかけ、どのタイミングでどのように動くかということを常に予測し把握していなければなりません。ただ、お金の動きは元々はこれを売ったらこれを買ってという、実態経済に基づいていたのですが、近年では為替相場が動く際には投機筋が動かしている部分が大きくなってしまい、実体経済と通貨の動きがロジカルではないことが多くなっています。そちらも見なければいけないので、休む暇はありませんね。

また、そういうゲームの中に10年以上いますと、それがないと物足りなくなっている自分にも気づきます。私は為替の世界の話をし始めると止まらないですね。

(松田)為替のお仕事が本当に好きだということが伝わってきます。為替について知りたいという方のために、何かアドバイスを頂けますか。

(佐藤氏)相場の動きには基本となる動向があります。例えば私は、「今週円を買いたい」という方がいても、「来週まで待ってください」というアドバイスをすることがあります。それは、明日の雇用統計に向けて米ドルが強くなるというのが見えていたりするからです。

私は毎朝お客様に為替分析をEmailにて送信していますが、それを少しずつでも気にして頂き、その動向を感覚的にでも身に着けて頂くと、近い将来きっと私の言っている意味が分かって頂けますので、役立てて頂きたいですね。

(松田)10年以上香港の金融業界で勤められた後、カナダに来られて、感じられたことはありますか。

(佐藤氏)カナダに来て、銀行のレートを見て驚きました。カナダでは、銀行や大企業が政府と協力し合って成り立っている場面が多いと思います。そのような大きな力に付いていくことが当たり前になっているんです。そして、レートも一見では分からないように複雑化されており、知らない方が多いのではと感じました。

私は10年以上為替の変化を分刻みで追い、10銭の違いにもこだわられるお客様を相手に生きてきましたので、知らないから損をしてしまうという状況が、大変勿体ないと感じてしまいます。カナダでも出来るだけ多くの方々に私の知識をシェアし、分かって納得してもらった上で、取引をして頂きたいと思っています。

海外旅行をする、海外に留学する、海外へ商売を広げる、海外へ移住する、という方々が増え、一生を日本の中だけで終わる世の中ではなくなってきています。そしてお金は絶対に必要で、人生を左右する可能性もある大変重要なものです。自分の人生が日本を越える時に、安心して物事に取り組むためには準備が必要で、そのために知識をつけることは大事です。大きな力に任せるのではなく、きちんと理解した上で決断をする、ということをもう一度見直しても良いのではと思います。

先ほどHarjiも説明しましたが、MTFXでは現在、各業界に特化したソリューションサービスのご提供をしています。輸出企業、輸入企業のニーズに基づいたプラットフォーム、世界中からの留学生が通う教育機関向けに使いやすいプラットフォーム、海外からの購入が多い旅行会社向けにテーラーメイドされたプラットフォームもあります。

経済成長が著しい昨今では、過去と同程度のマージンを得られなくなっていることもあると思います。次に向けて行動を起こすためにも、どこかでお金、時間、エネルギーを節約できる場所を探す必要があり、昔からの大きな力に任せるのではなく、一度見直し、一つの方法としてどのようなサービスがあるかを聞いてみてはいかがでしょうか。

(松田)これまでで、一番印象に残っているお仕事についてお話しいただけますか。

(佐藤氏)2011年3月に東日本大震災が起きた時、私は香港の銀行のディーリングルームで、ドル-円のトレードをしていました。為替チャートの画面に囲まれて為替を見ていたのですが、言葉では説明できないんですが、突然「何かがおかしい、円で何かが起きた」と感じたんです。するとドル-円のチャートが如実に上がっていきました。そしてそのスピードが尋常ではありませんでした。通貨はニュースよりも早くに動きますので、大地震があったと知ったのはその5分後でした。

何故私がよく覚えているかというと、日本で地震と津波による被害により死者数がどんどんと増えている中で、私は集中してビジネスをしなければなかったんです。為替のディーラーというのは、世界で災害やテロ等の危機が起きたその機会を利用して、「今チャンスですよ!」と売買を促すことがあります。けれどそのチャンスというのは、どこかで誰かが生きるか死ぬかの状況にいることによって生み出されたものだということを、実感してしまったんです。

それまでは為替の仕事が心の底から大好きだったんですが、初めて躊躇をしました。もちろん仕事でしたので続けるしかなかったのですが、苦しかったというのが心に残っており、一生忘れられない出来事だと思います。

(松田)佐藤さんがお仕事をする上で大切になさっていることはどのようなことでしょうか。

(佐藤氏)第一に“正確であること”です。この世界は正確さが全てです。数字の桁はもちろんですが、正確な情報を提供すること、そしてお客様が望んでいるニーズを正確に把握することも大切です。

世の中にはありとあらゆる情報が出回っていますが、過多で不確実なものも含まれています。どれが一番真実に基づいたもので、それに基づいて為替がこのように動いている、ということを察知する必要があります。また、お客様のご要望をしっかりと把握しないと、売りたいのか買いたいのかというところから間違いが起きることがあるんです。

第二に“タイミング”です。為替のプロとしては、ベストなタイミングで売り買いをしていただくことで、一番満足感を得られるということを知っています。そのため、そのタイミングを逃さないように日々努力しています。例えば、毎晩12時まで起きてアジアの情報、香港や日本で何が起きているのかを見ています。

香港で培ったネットワークもありますし、また日本円を扱えることを強みとしていきたいので、アジアの動きに対する感覚を失わないようにするため、こうした日々の積み重ねが大事ですね。

(松田)プライベートについてもお伺いしたいと思いますが、ご趣味は何でしょうか。

(佐藤氏)私はすごくアクティブなんです。ハイキングやトレッキングが好きで、カナダに来てすぐにブルーストレイルのメンバーになって、娘を連れて参加し、ブルーストレイルを全て歩きました。今も月に2、3回は参加しています。一回で約5時間かけて20kmくらいを黙々と歩くのですが、それが私のストレス発散です。香港でも毎週末のように行っていましたが、森林浴のようでリフレッシュするんです。

他には、6歳からしているテニスは今も週2回ほどプレイしています。ジムにも週2回ほど行っていますが、最近気候が変わったせいか身体が硬くなっていて、腰を痛めてしまったので、様子を見ながらやっています。

(松田)どこにそんなお時間があるのか不思議です。

(佐藤氏)香港の時はもっとアクティブで、仕事以外にジム、食事、パーティーなどと、毎日3、4個のメニューをこなせていたのですが、カナダでは渋滞や移動時間で時間を費やしてしまうことが多く、プライベートの時間は減ってしまいました。ですので、時間があれば身体を動かして汗をかきリフレッシュすることを優先していますね。

(松田)公私ともにエネルギーに溢れられてますね。最後になりますが、商工会会員へメッセージをお願いいたします。

(佐藤氏)商工会に入会させて頂いてから約1年が経ちますが、様々なイベントに参加させて頂く度に、皆様が暖かく接して下さり、本当に感謝しています。カナダについて知らないことが多く、日本人の友人もいなかった私に、様々なことを教えて下さり、アドバイスをいただき、「温かいな、ほっとするな」と感じていました。

私も皆様にお返しをしたいと思っておりますが、為替のことでしたら私が間違えなくお力になれますので、小さいことでも疑問や質問がありましたら、是非お声がけ頂ければ幸いです。

(松田)インタビューは以上となります。本日はお時間をいただき有難うございました。

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(Matsuda) Please introduce us to MTFX.

(Harji) We are the third or fourth largest foreign exchange brokerage firm in Canada from a foreign currency exchange perspective. MTFX has been around for twenty years. This is actually our 20th year. Over the last twenty years we started with two cellphones, two cars and a very small amount of seed capital. It’s a family run business and we had zero clients, obviously, to start with and today we service about 8000 clients internationally. We trade about six billion in foreign exchange.

So with that we’ve seen our processes and systems diversify across all regions as well as all industries and we continue to grow at a large clip. Last year we actually went in and we expanded into eight states in the United States, which again to us is a big deal because that is the largest country in the world. Right now we are operational throughout the Eastern seaboard, the Mid West Territories and we are currently in expansion out toward California.

(Matsuda) Could you tell us about your service and how you provide it?

(Harji) We service everyone from import-exporters, to manufacturers, to financial institutions including banks, to education institutions for international students, and our claim is very simple in the fact that we provide not only a great read on your foreign exchange but we make your life easier. Let me give you a different example.

Say that there is a CFO for a global Japanese company. He is a busy man and he doesn’t have time to take a look at the rates every second. He needs to convert a hundred thousand Canadian dollars into Japanese yen for a payment that is due next week. In this kind of situation, the difference between buying the currency when it is at your benefit to buying the currency when it’s just time to buy can mean anywhere between two and ten thousand dollars on a transaction like that.
He is also dealing with one of the big five banks in Canada but no bank in the world is going to call him to say, “Hey Sir, the currency rates are good right now. You probably want to consider taking a position or hedging your contract, etc.” No bank in the world will do that, but you know what, our brokers will do that. That is one.

Also, say that he is so busy that he doesn’t even want to take a phone call but he wants to be kept apprised of what is going on in the market. What we will do is that we have a two minute conversation with him and say, “You need to convert 100 thousand dollars into Japanese yen. What rate are you looking for?” He says, “I want you to call me or inform me when the rate hits 79 yen to 1 Canadian dollar.” “Fine Sir, no problem. How do you want to be informed?” “Send me an email or send me a text.” What we will do is that we will take that information and we plug it into our system and we will send out a text alert or an email to him automatically, day or night, when the rate hits 79 yen.

If he has a lot of business trips to fly to other cities or foreign countries and he cannot receive any messages during flights. What he will do is that he’ll take his cell phone with the MTFX app installed. He’ll log in, he’ll book his rate and where he wants to send the money and it’s done. We transfer the money to wherever he’d like the fund to be transferred even though he is on flight or he is in the meeting with clients or he is sleeping.

(Matsuda) What do you think MTFX’s strength or specialization is?

(Harji) What we do that most of our competitors and banks don’t do is three things we focus on.
Number one, Technology. We’ve got technology that no one else has.
Number two, true customer relationships. We have dedicated specialists, like Tomoko, who have been in the business for over ten years and understand the market, that are sitting not only on top of the technology but are forging relationships with customers to ask them what rate they are looking for. Let’s take a step further from Tomoko’s perspective. If a client says, “You know what, I want to be greedy and I want 82 yen.” Tomoko says, “Sir, 82 yen has never happened in six months. Are you sure you want to do this?” So she’ll provide insight that most banks won’t, and between him and her they’ll come up with a plan of saying I want to execute at this rate.

Number three, and I always like to say this, we are not a bank. The difference between MTFX’s rate and a big five bank rate, despite the fact that we’re going to keep you informed, etc., is going to range anywhere between three and five percent – and we guarantee it.

What we have done with customers all over the world is taught them how to manage their currency risk by protecting wild fluctuations in the currency market. We look after the best interest of our clients, and that’s how we’ve grown from zero clients to almost eight thousand clients and six billion dollars over the last twenty years and that’s why we continue to grow on a year to year basis between fifteen to twenty percent.

(Matsuda) What are MTFX’s future plans and strategy?

(Harji) MTFX is not what we consider a currency exchange company. Currency exchange is a by-product of what we do. We are a true fintech (financial technology) company. We are a technology company that has invested millions and millions of dollars into technology for foreign exchange solutions. It will surprise you that 75% of our direct competitors in Canada use my platform.

Taking it a step further, from a futuristic perspective, business continues to evolve and change in a faster more aggressive fashion. We continue to invest heavily in technology solutions to make life significantly easier. We are in the midst of providing technology solutions that are unheard of to educational institutions. We are in the midst of providing technology solutions to CFOs from every walk of industry to allow them to be able to manage their risk. As I told you earlier, you can manage your currency exchange exposure worth millions and millions of dollars to a simple app on your cell phone.

One of the most interesting projects we are working on today is the concept of a collection account.

Let me give you an example. A Japanese man visits Toronto and he uses a credit card from Japan at a hotel. His base currency is Japanese yen. However, when he checks out from the hotel in Toronto the bill is always in Canadian dollars and the price was increased almost seven to ten percent because of the exchange rate. In this situation almost everyone probably will just pay an extra seven to ten percent on their bill because they feel that that’s just how the world works.

What if I told you that doesn’t have to be the case anymore? At Toronto’s hotel you will be asked “Would you rather I give you a bill in Japanese yen or Canadian dollars?” Which one would you pick if you were from Japan and lived in Japan and were visiting Canada? Probably most Japanese visitors are going to pick Japanese yen because they are comfortable with it. If you pick the Japanese yen option and you have a Japanese yen credit card, you will save five percent.

We are working with hoteliers in Canada and the US and we are expanding this across the globe. What we’re doing is taking all these technology pieces together and we’re plugging them into everything from hotels to ecommerce engines to various industries and saying, “We want the end customer to pay in their native currency.” That allows the customer to save three, four or five percent on currency exchange, which is good, it cuts out the middle people in the world, and the business owner is going to be able to tack on another two or three or four percent to their bottom line because that’s two, three or four percent they would have given to Visa or MasterCard anyway. So now here, the end customer wins and the business wins.


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