「こんにちは!」新代表者紹介インタビュー




<第134回> 
Keller Williams Advantage Realty
スミリス 夏子  Real Estate Sales Representative

Keller Williams Advantage Realtyのオンタリオ州公認不動産取引士、スミリス夏子さんにインタビューをして参りました。スミリス氏には2013年12月より個人会員としてご入会いただきました。

オフィスはQueen Street East沿いのレズリービルというエリアにあります。元々知り合いだったこともあり、女子会のような楽しいインタビューとなり、気さくに色々な質問にお答えいただきました。お仕事を始められた経緯や、会社の魅力的な社風、海外で事業を営まれる上での面白みやプライベートなことなどをお伺いしました。




(松田)御社の事業内容のご紹介をお願いします。

(スミリス氏)Keller Williams Advantage Realtyは、西はMississauga、東はAjax、北はNewmarketの不動産の売買とリース、商業施設のリースを行っています。お客様は、50%が日本人の駐在員もしくは永住されている方で、残り50%は日本人以外の方です。

(松田)スミリスさんはいつこのお仕事を始められたのですか。

(スミリス氏)今年で3年目になります。出身は神戸市で、2004年4月にワーキングホリデービザでトロントにきました。日本では英会話講師をしていたため教育産業に身を置きたいと思い、留学センターで勤めはじめました。

就労ビザ取得後、スキルドワーカークラスで2008年に永住権を取得し6年半勤務。トロント近郊の大学、コミュニティカレッジや私立語学学校の様々な商品(ESLコース、TOEICやTOEFLなどのテスト対策コース、ビジネス英語&インターンシッププログラムなど)を主に日本からの留学生に提案し販売するというカウンセリング及びマーケティング業務をしていました。

その中でビジネス英語&インターンシッププログラムが特に人気で帰国後の学生の将来にとても有益な商品だと感じたため、当プログラムを専門的に扱っていた私立キャリアカレッジに2010年秋に転職しました。

しかし、転職後間もなく移民法の改正によりそのプログラムの将来が不安になった時に結婚する前の主人に「この仕事なくなったら養ってくれる?」と聞いたら「ダメだ、次の仕事を見つけなさい」と言われたんです(笑)。

(松田)専業主婦になるのは許してもらえなかったんですね(笑)。

(スミリス氏)そうなんです、彼は自分にも他人にも厳しい人で、その時初めてカナダにいるんだなと実感しカルチャーショックを受けました。

父が日本の大手建設会社で働いており毎夏トロントに遊びにくる度に「このコンドはいくら?」「この立地だといくらくらい?」という質問を受けており、そういった父の影響もあったのか、不動産取引士の免許を取ろうと決意し夜間の学校に通いはじめました。そして2013年秋に免許を取得、2014年の1月1日にビジネスをスタートしました。

(松田)日頃から、海外でビジネスをされている方としてとても尊敬しているんですけれど、大変なことはありましたか。

(スミリス氏)やはり、初めて勉強する分野だったため単語調べから始まりましたので人より2倍以上の時間がかかったと思います。彼の厳しいあの一言がなければ、ここまで頑張れなかったと思います。

彼は両親にも認めてもらえて結婚を考えられる人だったので「プロポーズをしてもらうにはもうひとふん張りしないといけないんだ」と自分に言い聞かせて乗り切ることができました。

2013年春にプロポーズを受け夏にヨークビルのパークハイアットホテル内のモートンズというステーキハウスでウェディングセレモニーとレセプションをしました。
   
2013年5月 婚約パーティ  2013年8月 ウェディンセレモニー 


(松田)ご自分で幸せをつかみ取られたんですね。では、御社について教えてください。

(スミリス氏)Keller Williams Realty は、1983年にアメリカのテキサス州オースティンでゲリー・ケラー氏とジョー・ウィリアムス氏によって創設されました。2004年にカナダでの最初のオフィスがオタワにオープン し、現在オンタリオ州には21のオフィスがあり、そのうちGTAには7つあります。

私が所属するオフィスはイートンセンターからクイーン通りを少し東に走ったところにある住宅街レズリービルというエリアに所在します。弊社は、トロント不動産協会が毎月発表する統計によると昨年11月の時点で過去1年間にわたり、他の不動産会社と比べて「言い値に対し実際に売れた値段の差」、「物件を売ったスピード」などのカテゴリーで一番です。

ここ5年ほどトロントの不動産市場は、売り手に有利な“セラーズマーケット”。「短期間で言い値より少しでも高い値段でSOLD」という結果にもっていくには、たくさんのバイヤーを魅了するためのステージングとマーケティング活動が大切です。

(松田)御社にご入社されたきっかけはありますか。

(スミリス氏)弊社の社風が気に入って入社しました。第一に、他の不動産会社にはない充実したトレーニングプログラム。昨年の2月に、トレーニングマガジンという雑誌で世界No.1に選ばれました。

例えば、年に3回アメリカからとてもパワフルなベテランエージェントのコーチがやってきて7週間の“BOLD”という名前のトレーニングがあります。

「常にポジティブな思考を持ち前向きにBOLD(大胆な)な行動をすれば良い結果はでる」といわれ飛び込み営業時のスクリプトを学んだり、ビジネスオーナーとして必要不可欠なタイムブロッキングや業務のシステム化を身に着けるプログラムです。

コーチもプログラム内容もとてもアメリカンなのでカナディアンの同僚と、たまに「ついていけないよね」と弱音をはくこともありますが、励ましあいながら身につける努力をしています。

年間を通しては、ブローカーのインフォメーションセッションや弁護士やホームインスペクターのセミナーなど、週に最低3回はトレーニングルームに足を運び同僚と情報交換をしたり気軽に助言をもらえる環境があるのはありがたいです。

(松田)週に3回以上というのはかなり頻繁ですね。もう一つの社風についても教えてください。
 
SOLDしたコンドタウンハウス前でクライアントと一緒に 

(スミリス氏)ダイナミックな同僚です。チームリーダーのロンダはいつもめち
ゃめちゃ元気な女性で、彼女が部屋に入ってくるとぱっと周りが明るくなり人を動かすパワーを持っています。私が初めて一戸建てのリスティングを獲得する数週間前に「Nat、あなた今月末までに絶対リスティングをゲットするから頑張りなさい」って予知されたんです。

それは彼女なりの応援で「ポテンシャルがあるから、あなたならできる!」ということだったと思うんですが、そういう風に励まされたので「できるかも」ってポジティブなマインドがセットされたんだと思います。

(松田)そういう風に信じてくれている人がいるって感じられると、力になりますね。

(スミリス氏)不動産会社は一般的に、それぞれのエージェントがお互いに競い合って成果を上げるところが多いと聞きますが、弊社は「みんなで助け合って良い成果を出しましょう」という業界の中では稀な社風なので、他社からも鞍替えして来られる方が多いです。

2014年に北米でエージェント数がナンバー1になったという実績があります。パワフルな同僚が多いので、オフィスに入る前に「よし!」と気合を入れなければいけない時もありますが、弱っている時こそオフィスに来ると誰かが話を聞いてくれて励ましてくれるので悩みが解決されてスッキリします。

(松田)海外で事業を営まれている中で、面白いと感じることはありますか。

(スミリス氏)仕事をしていて日本人と言うことが強みになることが多く、日本人で良かったと常に感じています。相手側のエージェントや、オーナーにまず自分は日本人だということをアピールし日本人の良さを伝えると、たいていスムースに信頼関係を結ぶことができ、商談も上手く進むような気がします。

(松田)特別日本のことをよく知っている方ではなくても、日本人ということで信頼してもらえるんですね。

(スミリス氏)もちろん色々な人がいますから絶対ではありませんが、そういう方は多いです。日本人にポジティブな印象をもっている分、私がそれを壊すことが決してないよう、それ以上の良い印象を与えることができるようにコミュニケーションをしっかりとり、フォローアップもしっかりとして信頼していただいたくれた気持ちを裏切らないようにと常に努力しています。

(松田)人種、文化の違う方たちとの間を仲介するというお仕事柄、大変なこともあるかと思いますが、いかがでしょうか。

(スミリス氏)物件は選べてもオーナーは選べませんからね。オーナーにも様々な方がおりますので、私がオーナーのスタンダードを高く設定して、それにきちんと向き合ってくれる人かどうかをきちんと見極めるようにしています。

特に日本人の方はスタンダードを高くもっていらっしゃいますので、できるだけしっかりとした相手側のエージェントや大家さんをご紹介させていただくようにしています。

(松田)では、今後力を入れて進めていかれたいことはどのようなことでしょうか。

(スミリス氏)商工会会員の皆さんがスムースにトロントでの生活を始められるように、より多くの方々のお家探しのお手伝いをしたいと思っています。

トロントに赴任されると、まず時差と新しいポジションでのストレスがある中でお家探し、車探しやお子様の学校のことなど短期間で決めなければいけないことがたくさんおありだと思います。そのストレスを少しでも緩和するため、お家探しに関してトロントに来られる前からカウンセリングをさせていただいています。

みなさんのニーズ、ご希望の地域やご予算をお伺いし渡加後すぐにおすすめの物件をご案内をさせていただきます。また、弊社を通してご契約をいただいた商工会会員の方とご家族の方には、滞在期間中の通訳サービスを提供させていただいています。

家のトラブルに直面するのは、日頃お家にいらっしゃる奥様方が多いと思います。ご主人はお仕事で忙しく奥様はまだ英語に自信がないという場合でも奥様よりご連絡を下されば、問題解決のためにオーナーにEメール又は電話で通訳をいたしますので是非ご活用いただければと思います。

(松田)ではスミリスさんがお仕事を進める上で大切にされていることはどのようなことでしょうか。

(スミリス氏)リアルターとしての自己向上と、クライアントや仕事仲間との人間関係です。

(松田)プライベートなこともお伺いいたしますが、ご趣味はなんですか。

(スミリス氏)グッドライフというジム通いを最低週に2回、ボディパンプというスタジオのプログラムに参加しています。ダンベルを両手にもってエクササイズをする1時間弱のプログラムで、いつもハイテンションなインストラクターにエネルギーをもらい、汗をかいてすっきりするので気持ちが良いです。

(松田)私もやったことありますが、かなりハードですよね。他に今興味のあることはありますか。

(スミリス氏)自宅のリノベーションも楽しいですね。インテリアデザインにも興味があり仕事を通じて色々な家を拝見するとこれも素敵だな、こんなのもいいな、って想像が膨らみます。インテリア雑誌もよく見ています。

昨年の夏にキッチンのバックスプラッシュ(タイル)とキャビネットドアとノブを替えました。今はリビングルームの暖炉の両横のデッドスペースに作りつけのワインラックと棚を作ってもらおうとデザインを考えています。

お家のリノベーションをするには、デザイナーと契約しデザイナーがサブコントラクトで業者に頼むというのが一番手っ取り早いですが、私たちは予算を抑えるため自分達でデザインを考え直接コントラクターと契約を行います。

モデルハウスや雑誌でリサーチして、自分でデザインや資材を選んで、施行をしてくれる水道工、電気工、タイル職人などを同僚や知人の口コミで見つけてお願いするんです。ただ、スケジュール調整や監督などもしなければいけないので、結構面倒くさいですけどね(笑)。

(松田)お仕事が趣味に繋がっているような感じですね。

(スミリス氏)トロントのダウンタウンもマンハッタン化しており、新築コンドミニアムの建設がどんどん進んでいます。好きなビルダーが何社かありそれらのプレゼンテーションセンターを訪れプロジェクトの概要を勉強するのも楽しいです。

新しいプロジェクト毎に欲しいと思うユニットがでてきます。どうしてこのビルダーが好きなのか、そのユニットを選ぶ理由やエリアの将来性などをお伝えして投資家の方に納得していただきご購入いただけるととても達成感を感じますね。

(松田)それでは、今後カナダで挑戦したいことはありますか。
 
メキシコのウァトュルコにて 

(スミリス氏)もう11年いますので、やりたいことは全部やってしまった気がしますが(笑)。長く寒い冬が来る前の昨年11月に2度目のメキシコに行ってきました。次回はジャマイカに行きたいと思っています。本場のジャークチキンを食べたいと思って(笑)。

キューバにも行ったことがありますが、メキシコの方がフルーツや食べ物がおいしいためおすすめです。前回はカンクンから車で1時間ほど走ったところにあるユカタン半島のリビエラマヤにある比較的大きなバヒア・プリンシペ系列のリゾートに滞在し、世界遺産のチチェン・イッツァやセノーテという天然の井戸で泳ぐツアーに出かけたりしたことがいい思い出です。

今回はエアカナダバケーションを利用してパシフィックオーシャン側のウアトゥルコという街近くのラス・バリサスというリゾートに行きました。大半のゲストが北の方に住んでいるメキシコ人でこぢんまりとしていました。リビエラマヤよりビーチが美しく気候もカラッとしていて1週間ボーっとリフレッシュされたい方にはおすすめです。

(松田)最後になりますが、商工会会員へメッセージをお願いします。

(スミリス氏)「Passionate, Dedicated, Results Oriented(情熱をもって、献身的にお客様に対応し、成果を出す努力をする)」というのが私のビジネスのモットーです。会員のみなさまがスムースにトロントでの新生活をスタートされ、トロントでのご滞在がより快適なものとなるようによりたくさんの会員の方々のお家探しのサポートをさせていただきたいと思っています。

社宅の売買をお考えの方、もうすでにトロントにお住まいで将来お引越しをご希望される方も、気になるエリアとご予算を教えていただければ、新着物件の無料配信を設定させていただきますのでお気軽にお問合せください。お待ちしています!

(松田)インタビューは以上となります。本日はありがとうございました。



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