リレー随筆


博物館天国


大野 嘉之

Honda of Canada Mfg.


アロサウルス(Allosaurus)
唐突ですが皆さん この恐竜をご存じですか?

恐竜に興味が無い方でも実は一度はこの恐竜の骨格標本を目にしたことがあるのではないでしょうか? と言うのも彼は我々がいつも利用するピアソン国際空港T1到着口
の横に鎮座されております。

そう、日本の地方博物館では四番でエースピッチャーを張れる様な彼もロイヤルオンタリオミュージアム(ROM)ではボスキャラ ティラノサウルスやスピルバーグさんに抜擢された新進気鋭のヴェロキラプトルに押されてピアソンでの外回り営業に・・・。


そんな錚々たるラインナップをそろえるROMをはじめ、日本とは比べ物にならないほど、充実した顔触れのお薦め北米博物館をちょっとご紹介。






① スミソニアン博物館群(Smithsonian Museum)
ご存知 ワシントンDCを中心とした博物館群。“キング オブ 博物館”と言っても過言じゃないほどの収蔵物!

お薦めは自然史博物館のダイオウイカ(酢漬けホルマリン漬け)と航空宇宙博物館別館のスペースシャトル。間近でシャトルを観察すると、耐熱タイルの貼り付け方 雑だなぁ~、と思いますが無事に地球に帰って来ているのでそれはそれで良いかと。

 
 シャトル


②シカゴ科学産業博物館 (Museum of Science and Industry, Chicago)
ミシガン湖畔の多種多様な博覧会のような博物館。館内で移動させるだけでも一大プロジェクトとなったUボートの存在感は圧巻。

当時のドイツ人の仕事の細かさ・神経質さをつぶさに観察するも良し。早起きして大人気のUボート館内ツアーに参加し「うわぁ狭ぁ!よくこんな所で当時の水兵は閉所恐怖症にならなかったな~」とコメントしていただくも良し。

 
 Uボート


③ 野球の殿堂博物館(National Baseball Hall of Fame and Museum)

ニューヨーク州の何にもない丘陵地帯というビックリするような片田舎に存在する野球の博物館。野球の歴史・殿堂入り/偉業を成し遂げた選手の足跡を展示してあります。

我々の身近な所ではイチロー選手の展示物など。私が愛してやまない中日ドラゴンズにまつわる展示物が何もなかったのが残念ですが、車でしか行けない場所なのでNYCなどに足をのばす際に立ち寄ってみてはいかがでしょうか?

日本に居てはなかなか行けない世界最高峰の展示物を誇る博物館が、我々が住むトロント界隈からちょっと足をのばせば行くことが出来ます。気候が厳しくなる冬季にぜひ屋内アクティビティの一つとして博物館に足をのばしてみてはいかがでしょうか。








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