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トロントにもおいしいスモークミート!もはや定番になった地元デリ
Caplansky's Delicatessen


パナソニックカナダ 深田 昌則


モントリオールに出かけたらシュワルツのスモークミートを!と言うのが旅の定番かもしれません。しかし本来、スモークミートはわざわざ旅に出かけて食べるものというより、地元で簡単なランチや、ビールの当てに日常使いで食べるのが正しい作法ではないか。というわけで、トロントにある地元で人気のデリを紹介します。

トロント・ダウンタウンのCollege Streetをスパダイナから西に入って1ブロック、ケンジントン・マーケットの北側のあたりにこの「Caplansky's Delicatessen」があります。青と白のすがすがしい色合いで周囲からも目立っていて分かりやすい、こじんまりした店です。

このユダヤ系デリでは、スモークミートやミートローフなど各種のお肉系料理をサンドイッチやプラター(皿盛り定食)の形で簡単に頂けます。まず基本は、Smoked Meat Sandwich。これはモントリオールでもよくある、小さなパンの上に「これでもか!」というほど乗っけたスモークミート。赤い肉々しい味わいのあるスモークミートがもちろん主役で、パンは単なる食べるための台。黒こしょうやマスタードをたっぷりつけて頂きます。


これには当然ビールが合います。普段聞いたことのないようなトロントの地ビールが数種類、黒板に書かれているので注文するのを忘れないように。コンボにすると手作りスープかポテトなどがついてきます。これだけでもうおなかいっぱいです。


それから他には、これも定番のSmoked Meat Hash。スモークミートをポテトと玉ねぎを混ぜて炒めたものに、目玉焼きを載せて出来上がりという簡単な料理。ライ麦パンかベーグルがついてきます。本来は朝ごはんですが、ビールと合わせて昼間から幸せな気分です。お酒は他にもいろいろありました。

さすがデリだけあって、お肉はレバーや七面鳥、ソーセージなど、各種ユダヤ料理の数々が揃っていますので、しょっちゅう行っても飽きない品揃え。夜は10時まで開いているので、晩御飯にもOKです。

ところでこの店のトレードマークは、店主のおっちゃんの顔です。Zane Caplanskyはユダヤ系移民で、子供のころからトロント下町で慣れ親しんだユダヤ系デリの味の復活のためにこの店を1988年に開店。以来トロントの定番となり、青いトラックにペイントされたおっちゃんの顔は有名になりました。(見たことありませんか?)

「Thunderin’ Therma」と名前が付いているそのトラックは店の隣に止まっていることも多いですが、季節のいい時期は移動販売車としていろいろな場所に出没します。ウォーターフロントや、最近流行のおしゃれ街オシントンなどでおっちゃん顔のトラックを見つけたら、是非スモークミートを食べてみてください。

世界各国の料理が味わえるトロントの楽しみの一つに、このユダヤ系デリも加えてみてください!


Caplansky's Deli
www.caplanskysdeli.com
356 College Street
*Thunderin' Thelmaの居場所はツイッターの「@CaplanskyTruck 」がつぶやきます。




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