わたしのとっておきのお店


Schulz Farms
新鮮なたまごのお店


近鉄エクスプレスカナダ 米田 昌弘


幼少期をシンガポールで過ごした私は、日本に一時帰国するとまず食べたかったのがアツアツのご飯の真ん中を箸でこじ開け、とろ~りと生卵をかけ、醤油を垂らしていただく、いわゆる「たまごかけごはん」でした。当時(今も?)シンガポールでは卵を生で食べる事はできず、食べるのを待ちわびていたぶん更に美味しく感じた事を今でも覚えています。それから約20年後再び海外で生活する事になり、また「生卵問題」と直面してしまった私を救ってくれたのが今回紹介するSchulz Farmsです。

場所はトロントから西へ約30分、ミシサガ市を通り過ぎたオークビル市にあります。ダウンタウンではなく、Sixth Lineという小さな田舎道沿いの、あたり一面畑の中にありますので、制限速度をしっかり守りゆっくりと走りながら店の看板を探して下さい。店の看板を見つけたらその横の小道から中に入り、経営者ご夫婦の自宅の前を通り過ぎ、奥にある小屋がお店です。ガラス張りのドアと、「Entrance for Eggs」と記載されたボードが目印です。


店内に入ると、目の前にテーブルに生まれたての卵たちが並んでいます。サイズはBaby、Small、Medium、Large、Jumboとあり、大きさによって単価が違います。お茶碗で「たまごかけごはん」をするならMediumまでが適当でしょう。ただ夕方に行くと、すでにサイズ選択の余地が無い場合もありますので、できれば午前中に寄って下さい。また、卵ももちろんいいのですが、自家製ベーコンもかなりオススメです。卵の置いてあるテーブルを回って奥に入り、冷蔵庫を開けていただくと、中にベーコンが入っています。普通のベーコンも美味しいですし、Double Smokeというベーコンは、焼かずにそのまま食べれるので、ワインなどお酒のおつまみに最適です。


ここまでお話して、みなさんの中には、そういえば店員さんは?とお思いの方もいらっしゃるのではないでしょうか。そうなんです、実はお店に基本的には店員さんはいません。何かあれば経営者のご自宅に電話して来てもらいますが、そうで無ければ、ご自分で商品を選び、お金をお店に置いてあるプラスティックのカップに入れるというスタイルです。という事で、お店の営業時間はなく24時間土日祝日関係なく買い物ができます。ただ前述しました通り午前中の方が品揃えも多く、また、夜中にはコヨーテが出るという噂もあるので、日中に行かれた方がいいと思います。私が最初に店に行き始めた頃は、複数商品を買うと暗算で総購入金額を計算していましたが、今は「電卓」という優れた電子機器がお店に置いてありますのでご安心下さい。ただお釣りに限りがありますので小銭はしっかりお持ちいただくのがいいと思います。

私はこの新鮮な卵の使い道を卵かけご飯か、すき焼きくらいにしか見出せませんが、ケーキなど作られる際も、ここの卵だと他のよりもしっかり膨らむと妻は言っています。是非一度お試し下さい。なお私自身は過去4年間、腹痛などの問題は発生していませんが、生で食べるか否かについては、みなさまのご判断におまかせします。カナダ流に言えば「It should be okay!」ですが・・・。



<お店の情報>
Schulz Farms

4243 Sixth Line, Oakville, ON
L6H7C7 Canada

Tel: (905)257-7967
Fax: (905)257-5387
E-mail: HOSF4243@yahoo.com





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