「こんにちは!」新代表者紹介インタビュー


<第55回>
KVB Kunlun Canada Inc. / KVB クンルン カナダ
Mr. Dao Jia Customer Service Executive


 
同じく商工会会員のジョアンナさん(右)も日本語が堪能です

この5月よりご入会頂いた新会員のKVB Kunlunさんにお邪魔致しました。オフィスはダウンタウンのバンクディストリクトにあり、とてもアクセスの良い立地です。初の英語インタビューと前日から緊張していましたが、Dao Jia(ダオ・ジャー)さんはとても流暢で丁寧な日本語をお話しになるので、安心して取材を進めることができました。




(松田)まずは、御社の事業内容のご紹介をお願いいたします。

(ジャー氏)KVB Kunlunの事業内容は、外貨の両替と送金です。本社はニュージーランドにあり、設立から10年ほど経ちますが、トロントオフィスは今年で5年目となります。トロント以外に、ニュージーランド、オーストラリア、香港、中国の北京と、4カ国に6拠点を展開しており、オセアニア圏最大級の外国為替専門金融会社です。

(松田)北米初のオフィスをトロントに作ったことに何か理由はあるのでしょうか。

(ジャー氏)創立者は中国人ですが、最初はニュージーランドに多く住む中国人を顧客として設立しました。トロントにも大きな中国人コミュニティがありますので、そこをターゲットとしたのが理由だと思います。

(松田)ウェブサイトを拝見しますと、英語、中国語と並び、とてもしっかりとした日本語のページもありますが、日本語でのサービスを始められた理由は何でしょうか。

(ジャー氏)ニュージーランドやオーストラリアには日本人の人口も増えておりますので、より便利に安心して弊社のサービスを使用して頂けるよう、日本語でのサービスを始めました。現在トロントオフィスには12名のスタッフがおりますが、そのうち私ともう一人の計2人が日本語でのサービスを提供しております。

(松田)日本人のお客様はどのくらいいらっしゃいますか。

(ジャー氏)割合でいうと中国人のお客様の方が圧倒的に多いのですが、ニュージーランドやオーストラリア等、他国には日本人のお客様もたくさんおります。トロントはまだ開拓中です。日本人のお客様を増やすことが我々の目標の一つでもあります。

(松田)お客様はどのような方が多いのでしょうか。

(ジャー氏)法人のお客様も多くいらっしゃいますが、トロントに限りますと現在は個人のお客様の方が多いです。主に移民の方が不動産を購入する際や投資をする際に利用して頂いております。例えば日本の銀行にカナダへの海外送金を依頼すると、その銀行でカナダドルに両替してから送金を行いますが、KVB Kunlunでは、日本円のままカナダに送金し、カナダで両替をするという「円建送金」という方法をご利用頂けます。

カナダドルが自国通貨として多く流通しているカナダで両替をするほうが、より良いレートを提供する事ができますので、大きな金額を送金する際に弊社を使用して下さるお客様が多いです。また、こちらのサービスでは送金された資金の一時保管や分割両替も可能ですので、為替相場に応じて両替をして頂くことも可能です。

他には、留学生やワーキングホリデーのお客様に送金や両替をする際に利用して頂いております。こちらのオフィスの窓口では、現金での両替も取り扱っております。カナダドルから日本円へ、日本円からカナダドルへと両方とも手数料無料で有利なレートをご提供しておりますが、ご利用の際は事前にご予約をお願いしております。

(松田)他に御社の強みはありますか。
 
(ジャー氏)日本円に限らず、他の通貨を換金する際もとても良い両替レートを提供することができます。それは、固定レートを採用する銀行や両替商に比べ、KVB Kunlunでは実際の為替市場の動きに連動した「リアル・タイム流動レート」を採用しているためです。固定レートは一日内の変動分をカバーするために市場レートに大きな利幅を設定しておりますが、KVB Kunlunでは流動レートを採用する事により利幅を小さく押さえ、より市場に近いレートをご提供できます。また、海外仕向送金も行っておりますので、ご帰国の際の資産移動等にも割安な送金手数料でご利用いただく事ができます。

銀行のような大きな金融機関ではないということで、安全性を問うお客様もいらっしゃいますが、弊社はカナダ金融取引及び金融報告分析センターよりファイナンシャルサービスの許可を受けている正規外国両替ブローカーですので、是非安心してご利用頂ければと思います。

(松田)商工会に入会しようと思ったきっかけはなぜでしょうか。

(ジャー氏)ここトロントで日本人を対象にサービスを提供させて頂くに当たり、もっと日本人の方々や日系コミュニティと交流したいと思ったのが入会のきっかけです。

(松田)商工会で開催しているセミナーやイベントでは、他の会員様とお知り合いになる機会もたくさんありますので、今後是非ご参加ください。それでは、この辺りで、ジャーさんご自身についてお伺いしたいと思います。ご出身はどちらですか?

(ジャー氏)生まれは中国です。父の仕事の都合で、中学生の時に日本に行きました。日本の高校に通い、大学はカナダの大学を卒業しました。父は今も日本におりますので毎年帰りますが、日本語力は落ちてきてしまっていますね。

(松田)そうは思えませんが・・・。中学、高校の間だけで勉強されたとは思えないほど流暢でビジネス用語もバッチリです。才能の差というものを感じます。

(ジャー氏)有り難うございます。大学卒業後にこの会社に就職しました。トロントオフィスには日本人マーケット担当が二人おりますが、僕はまだ経験が少ないのでたくさん壁にぶつかっています。日本人と中国人とでは対応の仕方も違ってきますので、もっと日本の方と交流して、文化や習慣等も勉強していきたいです。まずは日本人コミュニティの中で知名度を上げるということが第一の目標です。

(松田)中国、日本、カナダと生活されて、何か違いは感じますか?

(ジャー氏)強く感じますね。私は中国に帰った時が一番落ち着くのですが、日本とは大違いです。日本は東京だからかもしれませんが、人々の歩く速度が速く、特にサラリーマンの方は皆さん同じ表情をしているように感じます。カナダの方はリラックスの仕方が上手で、オンとオフの切り替えも早いですよね。でも、いつかは日本で仕事をしてみたいです。

(松田)そうですか。会社で日本語のサービスも提供されていることですし、いつか支店などを出される可能性もあるかもしれませんね。

(ジャー氏)そうですね。今のところ予定はありませんが、もしあれば是非立候補したいですね。

(松田)それでは、少しプライベートなこともお伺い致します。お休みの日は何をされていますか。

(ジャー氏)最近ムエタイを始めました。近くに道場があったので始めたのですが、ストレス発散にもなってなかなか楽しいです。痛いですけどね(笑)。

(松田)想像するだけで痛そうです(笑)。

(ジャー氏)他には二胡という楽器を演奏します。中国の伝統楽器ですが、日本にいたときに始めました。実は父が二胡奏者として日本で活動しているので、父から習いました。父は賈鵬芳(ジャー・パンファン)という音楽家です。始めたのが遅かったので私は演奏家にはなれませんでしたね。

(松田)でもカナダまで二胡を持っていらしたのですね。どちらかで演奏されることはありますか。

(ジャー氏)ないですね。一人で自宅で演奏しています。

(松田)珍しい伝統楽器ですので、お一人で演奏されるのではなんだか勿体無いですね。けれど、面白いご趣味をお持ちです。それでは最後に、商工会会員へメッセージをお願い致します。

(ジャー氏)KVB Kunlunはまだ入会したばかりの新会員ですが、これから商工会のイベント等にも参加させて頂きたく、会員の方たちとお会いできる機会も増えるかと思いますので、是非宜しくお願いいたします。

(松田)インタビューは以上です。どうも有り難うございました。


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