「こんにちは!」新代表者紹介インタビュー


<第47回>
Canadian Kawasaki Motors Inc. / カナディアンカワサキモータースインク
永原 健司 社長

今回はスカボロにあるカナディアンカワサキモータースさんを訪問しました。コーポレートカラーであるライムグリーンをあしらったハイセンスなオフィスにて、学生時代も今もモーターサイクルに乗るのが好きという永原社長にお話を伺いました。(ここだけの話、商工会事務局の伊東専務理事は25年前、Ninjaライダーだったんだとか。取材の際、ショールームの二輪車を懐かしそうに眺めていました。)

神林)御社の事業内容のご紹介をお願いします。

永原氏)当社は川崎重工業のモーターサイクル&エンジンカンパニーの子会社として、モーターサイクル、ATV(四輪オフロード車)、PWC(パーソナルウォータークラフト。商標名:ジェットスキー)といったレジャー製品を中心にカナダにおける販売を担当しています。カナダでの拠点はトロントのみ。設立は1976年で社員は40名です。

神林)ジェットスキーは御社の商標だったとは知りませんでした。御社の製品の生産拠点はどちらですか。

永原氏)3箇所あります。まずは明石。大型の二輪車中心です。そしてタイで小型・中型の二輪車を生産。3つ目がアメリカ・ネブラスカ州のリンカーン。四輪車とジェットスキーを生産しています。

神林)御社のベストセラーといえば「Ninja」が浮かびますが、カナダではどのような製品が売れ筋ですか。

永原氏)ニンジャという名前は非常に浸透しており、スポーツモデルは人気があります。あと、カナダではオフロードモデル、モトクロスモデルも人気です。

神林)二輪車やジェットスキーは夏のアクティビティである一方、冬のビジネスにはどのようなものがありますか。

永原氏)カナダは冬が長いですよね。冬場は二輪車やジェットスキーの販売は伸びませんが、四輪車は冬場でもスノートレイルを走ったり、農業用や工業用として使われますので季節を問わず販売されます。

神林)日本やアメリカと違いを感じることはありますか。

永原氏)日本では四輪車は販売しておりません。日本ではあまり乗る場所がありませんからね。そこが大きな違いです。アメリカと比べると規模は違いますが、売れ筋など似ています。

神林)アメリカで四輪車を作っていらっしゃるのはそういう理由もあったのですね。今後特に力をいれていきたいモデルなどあれば教えてください。

永原氏)モーターサイクルについては長年当社の製品をご愛顧いただいており、かなり認知度も高く、販売も安定しています。一方、四輪車の方は歴史も長くないですし、まだまだ伸ばせる余地があると思っております。

神林)このあたりで永原社長のご経歴や入社のきっかけについてお聞きしたいのですが。

永原氏)出身は関西です。生まれは西宮。学生時代も関西でした。そのようなこともあり、関西発祥の当社に入社しました。私自身、モーターサイクルが好きで、学生時代から乗っていましたので、志望の会社でしたね。入社以来、主に販売関連を担当しておりました。

神林)海外駐在は何カ国目ですか。

永原氏)カナダは4カ国目です。初めはドイツに6年半、2回目はオランダに4年、3回目はカリフォルニアに3年。そしてカナダです。今回はカリフォルニアから赴任となりました。通算しますと13年を超えますから、入社して半分以上は海外です。

神林)今まで携わったプロジェクトで印象に残っているのはどんなものですか。

永原氏)オランダに駐在したときに、欧州統合プロジェクトに関わりました。それまでは各国で独立したオペレーションを展開しておりましたが、ユーロの導入やEU統合を機に我々のビジネスも統合することになったんですね。そのときは新しいことも多かったので試行錯誤をして進めていきました。

神林)今お仕事を進める上で大切にしていることは何ですか。

永原氏)各国で文化が異なりますし、考え方やビジネスのやり方も国によって違います。色々な国を経験して大切だと思うのは、日本のやり方を押し付けるのではなく、現地のやり方を尊重しながら融和していくこと、お互いのよいところを合わせていくことです。それをいつも心がけています。

神林)永原社長の好きなスポーツや趣味を教えてください。

永原氏)趣味はやはりモーターサイクルに乗ることです。今は自分で持っていませんが、日本にいるときはよく乗っていました。家族にも色々言われましたが、朝早く起きて山を走りに行きましたね。スポーツとしては学生のときからテニスをやっています。テニスは家族で一緒にやることもあります。

神林)オートバイは家族で一緒に、というのは難しいかもしれませんが、テニスはご家族で楽しまれているのですね。カナダでやってみたいことはありますか。

永原氏)自然が豊かな国ですから、カナダディアンロッキーやケベックの方に是非行ってみたいです。ウィンタースポーツもいいですね。冬はスキーやスケートを楽しみたいです。

神林)商工会会員へメッセージをお願いします。

永原氏)こちらで日本人は私一人ですので、できる限り社外の方ともお付き合いさせていただき、親睦を図りたいですね。そういう意味で、商工会の皆様と親しくお付き合いできればと思っています。

神林)会員さんの間の交流をサポートするのは商工会の大切な役目です。これから様々なイベントを企画しますのでどうぞご参加ください。本日はご協力ありがとうございました。

戻る   過去の新代表者紹介インタビュ一覧はこちら