「こんにちは!」新代表者紹介インタビュー

 <第42回>
Sharp Electronics of Canada Ltd./ シャープエレクトロニクスオブカナダリミテッド
佐々木 誠樹 統轄

今回はシャープさんにお邪魔してきました。オフィスはミシサガ、ハイウェイ401沿いです。インタビューのあと見せていただいたショールームには迫力の大型TV、空気清浄機、コピー複合機など最新の商品がズラリ。この夏に赴任された佐々木統轄に現在の売れ筋など詳しいことをお伺いしました。

(神林)事業内容のご紹介をお願いします。

(佐々木氏)メインは映像機器商品と情報機器商品の販売です。会社の設立は1974年。社員は127名です。主力商品は液晶TV AQUOSです。従来の液晶はRGB(赤・青・緑)3原色のフィルターを通して映像を再現していましたが、これに黄色を加えて再現できる色の領域を増やし、より本物らしい映像を再現できる商品を開発致しました。これをQuattronと名づけ、当社の上位モデルとして導入しています。液晶TVといえばAquosAquosといえばQuattronですね。特に金色は実際に近い色が再現でき、立体感も高まるんですよ。液晶TVは競争が厳しいので、そうして特色を出しています。

現在力を入れているのが大型のパネル。80インチです。10月から市場に出たばかりですが、この市場に合うようでお陰様で順調です。他社さんにない商品ですのでこれを当社の特徴商品としてビジネスを伸ばしていきたいですね。

(神林)やはりカナダは日本と比べて家が広いのでテレビも大型が人気なのですね。こんなに大きいと輸送も大変だと思いますがどちらで生産されているのですか。

(佐々木氏)80インチパネルは大阪の堺(グリーンフロント堺)で作り、メキシコで組み立てています。

他に扱っているものとしては、業務用のディスプレイとしての液晶テレビ。病院や官公庁向けの大型のものが売れています。他にも電子レンジなどの調理機器、オーディオ商品、情報機器、電卓、マルチファンクションプリンターがあります。そしてこれから特に普及に努めていきたいのが、IWBと呼ばれるインタラクティブホワイトボード。ホワイトじゃないんですけどね。

(神林)ホワイトボードというと伝わりやすいですね。

(佐々木氏)ここに文字をペンで書いて、そのままプリンタにつなげて出力できます。テレビ会議にも使えますし、プロジェクター代わりにもなります。移動も便利ですよ。

(神林)教育現場でも活躍しそうな素晴らしい商品ですね。

(佐々木氏)まさにそうですね。学校関係で使って頂くことへの期待が一番大きいです。ありがたいことに、見込み違いで在庫が足りないくらいです。ちなみにこれもメキシコで組み立てています。

(神林)御社の商品はメキシコでの製造が多いですね。

(佐々木氏)液晶テレビ・モニタ関係はメキシコで。アメリカの工場では電子レンジなどを製造しています。ソーラーパネルもアメリカで作っていますよ。アジアで製造されるものも多いです。残念ながらカナダには工場がないのですが。

(神林)日系の情報誌で御社の空気清浄機をよく見かけます。

(佐々木氏)プラズマクラスターといいます。日本の自動車メーカーさんに採用していただいて、ハイエンドの車に導入されていますよ。小型から大型のものまでラインナップを揃えて販売していますが、まだまだ日本のようには需要を掘り起こせないていないと感じています。

(神林)喫煙される方が少ないからでしょうか。家が広いのでカバーするのが難しいですね。このあたりで佐々木統轄のご経歴を教えてください。

(佐々木氏)出身は大阪。大学も大阪です。当社は本社が大阪ですから地元の就職という感覚でした。

(神林)ご入社のきっかけは何でしたか。

(佐々木氏)家族も親も堺にいますから、地元ということが大きいですね。会社が大学のそばにありましたから身近に感じてはいました。そして実家が寺ということもあり、地元での結びつきが強く、そこにいなければいけないような気がしていました。

最初は東京に配属され、量販店担当で9年国内営業をしていました。現場に近いところでしたので非常に勉強になりましたね。その後海外事業本部に配属となり、本社で海外向けの営業の担当となりました。そこからずっと海外のビジネスに関わっています。その後栃木の電子機器の事業本部で2年間。テレビやビデオの商品企画に携わりました。その後2003年に初めての海外赴任でニュージャージーへ。59ヵ月の滞在でした。そして2年前日本に戻り、この夏にカナダへ赴任となりました。

(神林)ご駐在は2ヵ国目ですね。お仕事を進める上で大切にしていることはありますか。

(佐々木氏)最近はコンプライアンスの重要性を感じます。何でも包み隠さずにする姿勢が大切ですね。そして「いかに売り上げを伸ばすか」ということ。競争の厳しい業界ですから、常に他社さんの動向を気にかけています。今の時代はかなり動きが早いので、12ヵ月調子いいかなと思うとすぐ変わってしまいます。もちろんチラシは毎週しっかりチェックしていますよ。

(神林)市場調査が欠かせませんね。では、プライベートなお話ですが、好きなスポーツや趣味を教えてください。

(佐々木氏)こちらでぜひゴルフをしたかったのですが、残念ながら手を痛めてしまって。カナダではもともとゴルフができる期間が短いのにとても残念です。今は体力と体型維持のためにスポーツクラブで運動しなければと思っています。スポーツ観戦ではアメリカでは大リーグのスポンサーをやっていた関係で、興味を持ちよく観に行きました。ここではアイスホッケーの観戦が楽しみです。

他に趣味は将来的には畑仕事に興味がありますが、現在のところは旅行。当社は黄色が一つのキーワードですから、やはりイエローナイフに興味があります。

(神林)オーロラは一度は見たいですね。

(佐々木氏)そうですね。黄色つながりだとアメリカではイエローストーン。来年の7月ごろまで家族が来られませんので、すぐ行けるわけではないのですが。

(神林)では今は計画を立てることに集中してください! 赴任されて5ヵ月、カナダの印象はいかがですか。

(佐々木氏)ここは本当に好きになれる国で、最初の印象はいい面ばかりです。人は親切ですし、予想以上に多国籍です。アジア人も多いので日本人も溶け込みやすい環境で治安も良いです。唯一、ここの運転は荒っぽいですから気をつけなければいけません。

こちらでやりたいこととしては、新しい商品を1つでも導入し、育てていくことですね。積極的に提案していきたいと思います。

(神林)最後に商工会会員へのメッセージをおねがいします。

(佐々木氏)商工会のウェブサイトを見て、ビジネス面も教育面でも充実したしっかりした商工会だなと感心しました。子どもが来ても安心ですね。とてもありがたいです。商工会の行事はまだなかなか参加できていませんが、これから参加させていただきたいと思います。皆様どうぞよろしくお願いします。

(神林)そう言っていただけて大変光栄です。こちらこそ今後どうぞよろしくお願いします。今日は取材にご協力いただきありがとうございました。

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