「こんにちは!」新代表者紹介インタビュー

 

第35回
<Simcoe Parts Service Inc. / シムコパーツサービス>
藤岡 信雄 社長

35回はシムコパーツサービスさんを訪問しました。オフィスの所在地はアリストン。トロントからは約1時間のドライブで到着です。藤岡社長は中国の武漢から異動されたとのことで、中国と比較したカナダの生活スタイルや食文化などの印象をお話くださいました。

(神林)御社の事業内容のご紹介をお願いします。

(藤岡氏)「Simcoe Parts Service Inc.」は、ホンダロジスティクスというHondaの物流子会社が、1988100%出資して設立したカナダの現法です。11カ国に展開しており、現在23現法あります。こちらは設立から24年目。現在、従業員が480名、日本人駐在員は2名です。主な業務内容は、Honda of Canada Mfg.の生産計画に合わせて調達部品を届ける仕事です。たくさんのサプライヤーさんから届く部品は、輸送効率を重視したパッケージになっています。それらを機種、順位、工程など工場の生産に合わせるステージングという業務を担当しています。また、物流会社としては珍しいのですが、タイヤのアセンブリもやっています。部品を運ぶだけでなく、メーカーさんが生産に集中していただくためのサービスをいろいろ提案しながら実践しています

(神林)こちらにすべての部品が届くのですか。

(藤岡氏)直接工場に届く一部のもの以外はここに集まります。全部で約2万点あり、敷地内のトレーラーで一時保管をします。以前はオレンジビルなど別の場所の倉庫を借りていました。Honda of Canada Mfg.さんが拡大される中で需要が高まり、Honda of Canada Mfg.さんの真横に設立することができました。環境的にとても恵まれていますね。

(神林)2万点もの種類の部品が集まるのですか。3月の大震災の影響もかなりありましたか。

(藤岡氏)私が赴任した4月には、いきなりHonda生産が半分以下になり、従業員の雇用確保やワークシェア制度の申請など、大きな影響を受けました。現在も引き続き生産調整の対応に追われていますが、9月から挽回の計画が出されています。

(神林)これからますますお忙しくなるのですね。藤岡社長のご経歴を教えてください。

(藤岡氏)出身は山口県宇部市で、瀬戸内海側の温暖で過ごしやすい田舎です。京都の大学に進学し、1980年にHondaの物流企業であるホンダ・エクスプレスへ入社して、熊本、鈴鹿、東京と勤務しました。熊本では熊本製作所の中で二輪の輸出梱包業務を担当、鈴鹿や東京では技術部門、組合専従、購買、営業など4,5年ごとに様々な業務を担当してきました。2006年に合併によりホンダロジスティクスとなり、2007年から中国武漢の現法で初めての駐在経験を経て、20114月にカナダのこの現法に赴任して来ました。

(神林)これまで本当に様々な業務を担当されたのですね。お仕事を進める上で大切にしていることや座右の銘はありますか。

(藤岡氏)「その時、どう動く」(相田みつを)です。基本的な考え方も大事ですが、様々な局面で自分が具体的にどう動けるかが重要だと思います。

(神林)趣味や好きなスポーツがあったら教えてください。

(藤岡氏)現在スポーツは、お付き合い程度にゴルフするぐらいですね。そしてマンションに備わっているジムでトレーニングして汗を流しています。趣味はギター。ずっと弾いていなかったのですが、こちらでヤマハのギターを購入しました。

(神林)ではいまは勘を取り戻されているところでしょうか。カナダに来られて5ヵ月ほどですが、カナダの印象はいかがですか。

(藤岡氏)前に滞在していたところと比較して、こちらでは何を食べても美味しいですよね。武漢は四川料理なのですごく辛いのですが、火鍋は美味しかったですよ。こちらの中華も種類によっては美味しいものもあります。カナダは、各国の料理やワインなど美味しいものがたくさんあるので、週末に食べ歩くのも楽しみです。

そしてこちらは中国と違って青空がとてもきれいで、水や空気、生野菜も安全なことも嬉しいです。大自然に恵まれて、大変おおらかな気持ちになります。運転マナーも素晴らしいですね。反面、冬の厳しさは、並大抵ではないと聞いていますが。その厳しい冬に、是非スキーを楽しみたいと思います。

(神林)カナダの生活をとても気に入ってらっしゃいますね。こちらでの目標や、やりたいことはありますか。

(藤岡氏)ビジネスの面では、物流業務の特性からサプライヤーや関連会社など幅広い分野を一連のつながりで捉えることが重要です。単に商品を運ぶのではなく、商流の川上から川下まで、またその逆も含めて一貫物流として考えることで、お客様に貢献できるエリアを広げていきたいと思います。

プライベートの面では飲みすぎに気をつけて、トレーニングを続けて、早くウィスラーでスキーをしたいです。その前に近場のブルーマウンテンにすべりに行きたいですね。

(神林)冬が楽しみですね。怪我には気をつけてください。最後に商工会会員にメッセージをお願いします。

(藤岡氏)カナダは、家族帯同で生活されている方が多いので、商工会の活動を通じて学校教育や生活面での情報共有化や連携が深まると良いですね。今後ともよろしくお願いします。

(神林)事務局としても会員の皆さんのカナダでの生活にお役に立てるよう、様々な情報を発信していきたいと思います。本日はご協力ありがとうございました。


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