「こんにちは!」新代表者紹介インタビュー

<第24回>

Yamato Transport U.S.A., Inc. Toronto branch 米国ヤマト運輸株式会社(トロント支店)

小池剛志 主管支店長

この「代表者紹介インタビュー」もついに開始から1年が経ちました。1ヵ月に2件の取材を重ね、今回でついに24回目。記念すべき第24回はヤマト運輸さんにお邪魔しました。オフィスにも入り口にもあのクロネコのマークが!代表者の小池主管支店長はアメリカからご着任。最新の物流ビジネスからアメリカと比較したカナダの印象についてまで色々なことをお伺いしました。

(神林)まず初めに御社の事業内容ご紹介をお願いします。

(小池氏)クロネコヤマトの宅急便でお馴染みですが、大きく分けて3つの事業内容があります。1つ目は宅急便事業、2つ目は生活支援関連事業、3つ目はフォワ−ディング事業(国際物流)です。どれもフォワーディング事業が基盤となり、どちらかというと輸入のマーケットが中心となります。日本以外のアジアからの輸入も多いです。

(神林)拠点や社員数について教えてください。

(小池氏)カナダではトロントとバンクーバーの2拠点。現在は米国ヤマトの中に属していまして、全部で32店舗。従業員数は約320名、カナダに限定すると22名です。

(神林)たくさんの店舗をお持ちですね。やはり日系のお客さんが多いですか。

(小池氏)現在の宅急便サービスは特にそうですね。日本のインフラが整っていますから。主に個人のお客様からの荷物や、企業のお客様のサンプルなどを請け負っていますが、一番拡大しているのが通販事業やオークション関係です。北米全体で日本向けに年間約65万個のお取引があります。現在はアジアを中心にマーケットを拡大しており、上海、台湾、シンガポールをはじめ、28日には香港での宅急便がスタートしました。今後はマレーシアや韓国にも展開します。それに向けてのビジネスを今後は展開していきたいです。

(神林)御社のセールスポイントや力を入れているところを教えてください。

(小池氏)小口輸送を一番得意としていることから、小さい荷物から大型貨物の輸送まで一貫して請け負えます。窓口が一本化できるのはセールスポイントですね。他にも日本人のお客さま向けの引越しサービスでは、カナダの企業では難しい、おもてなしの精神で日本のサービスを提供できるところには自信があります。

(神林)毎年この時期、お引越しは一番の繁忙期ですね。ところで小池さんの今までのご経歴のご紹介をお願いします。

(小池氏)出身は茨城県の鹿嶋市。ヤマト運輸に入社してすぐ調布のヤマトUPSという合弁の会社で航空の輸出を担当しておりました。その後新宿の西東京支店を経て日野市の多摩営業所へ。そこでは航空の輸出入、海上の輸出入の営業を担当しておりました。そして200712月にデトロイト、20097月からはシカゴへ異動となりました。そして昨年12月にトロントに着任しました。

(神林)国内にいらっしゃるときからずっと輸出入のご担当なんですね。差し支えなければ趣味や好きなスポーツについても教えてください。

(小池氏)趣味はスキューバダイビングです。ここでは無理ですね。今までの赴任先であるデトロイトやシカゴもそうでしたが、現在はお休み中です。もともと学生時代から海外旅行が好きで基本的には南の島20数カ国に行きました。白い砂浜と透き通った水が好きで、それを堪能するために始めました。

スポーツは地元で盛んなサッカーや野球をやっていました。シカゴではソフトボールのチームに属していました。甲子園球児がいるなどレベルの高いチームでした。ゴルフも好きです。

(神林)カナダにいらっしゃって約2ヵ月とのことですが、印象はいかがですか。

こんなに広い土地なのに高い建物が多いのに驚きました。ミシガン州やイリノイ州とは違います。マイルとキロの違いや、温度も摂氏と華氏の違いなど生活のギャップが大きいですね。そして福祉が整っている分税金が高く感じます。

(神林)カナダでやりたいことはありますか。

 (小池氏)プライベートな面では、家内がカナダにくることをとても楽しみにしていたので、色々なところに出かけたいです。特に農場で果物などのピッキングを楽しみたいですね。昔から植物の栽培が好きなんです。特に椰子の木が好きで、日本にいるときは椰子の木を育てたり。種類で言うとマニラやしが好きです。他にもきゅうりやバジルを栽培していました。ここでは椰子の木はさすがに無理ですが、暖かくなったら農場にいって様々な植物を見たいと思っています。

ビジネスの面では、今の事業は3本柱ですが、それを4本、5本と増やすことが目標です。現在ベースになっているものの強みをいかに活かせるか、いかにお客さんに近い目線に立てるかが課題です。日本側でも、2012年の10月に羽田に新しい物流ターミナルができます。広さは20万m2、東京ドーム4個分という非常に大きい物流ターミナルで、環境に配慮した最新鋭の物流システムを導入します。ヤマトグループ全体のシステムをつなぎ合わせるネットワークとなる予定です。国内の市場は成熟してきていますので今後は海外への展開に更に力を入れていかないといけません。いかにサービスを高度化させていくか、便利で利用しやすいサービスを提供していくことが課題です。そうやって社会貢献できるビジネスを作りあげていきたいですね。

(神林)話題の羽田空港は物流の世界でも活躍するんですね。今後の目標達成のために頑張ってください。インタビューは以上です。ありがとうございました。

この号の目次へ戻る  「新代表者インタビュー」一覧ページへ